幼い頃に溺れた体験から、水に対する恐怖心はどうしても拭えない。それでも慎吾は意を決し、水中で両目を開けてみた。
身体は少しずつ前へ前へと進んでおり、優香もそれに合わせるようにゆっくりと後ずさっていく。
（大丈夫だ。目も痛くないし、ちゃんと見えるぞ。あぁぁ!!）
慎吾は水の中で、歓喜の雄叫びをあげていた。
目の先、わずか三十センチ。優香のビキニの中心部が凄まじい迫力で迫ってくる。
ややハイレグぎみの布地が鼠蹊部にきっちりと喰い込み、こんもりと盛り上がった中央の膨らみを際立たせていたが、それは水中で揺らぐ太股のムッチリさとともに、童貞少年の目を矢のように射抜いた。
優香が足を交互に動かすたびに、布地が微かに捲れ、敏感そうな股ぐりの白い肌を覗かせる。すぐさま網膜に焼きつけようにも、それはすぐに太股の柔肉で遮られてしまうのだ。
やがて捩れた布地が中央の縦筋に喰い込みはじめると、慎吾は鼻の穴からあぶくを噴き出した。
あまりある幸福感とともに、股間に熱い血流が漲り、激しい痛痒感に苛まれる。少しでも秘密の花園に近づこうと、自然と足をバタつかせてしまう。
身体がグイッと一気に進んだ直後、慎吾の鼻先が優香の股間の中心部を軽くノックした。
ぷにゅっとした、何とも柔らかい感触に血圧が極限にまで上昇してしまう。
（あぁ、じかに見たい！指で触ってみたい！）
まさに、こめかみの血管が破れてしまうような昂奮。息継ぎさえ忘れた慎吾の肺に、プールの水が一気に入り込む。
「ぶはっ！」
慌てて優香に抱きつき、咳き込みながら立ち上がった慎吾だったが、ふっくらとしたバストと柔らかい身体の感触に、心臓の鼓動は収まるはずもなかった。
出典：～あぶない誘惑ビーチ ビキニ女子大生の童貞指南 (リアルドリーム文庫)～
著者： 早瀬 真人
「もう少し我慢したらいっぱい射精させてあげるからね」 海の家のアルバイト中に、水着姿も艶めかしい女子大生コンビ・亜紀、恵美と知り合いになった慎吾。誘惑されるままに筆下ろしをしてもらう約束をするが二人の友達が中学時代に憧れていた家庭教師のお姉さんで!?ちょっとMっ気のある少年の蕩ける初体験のお相手は――。