どちゅん、ぐちゅん、と子宮口まで潰される激しい抽送に意識が飛びそうになる

「おい狩野。もう支えなくていいぞ。俺が抱く」
舐め愛撫に満足したのか、佐伯は結衣の膝下に腕を入れて、祐介から結衣を受け取った。
「ひっ、お、落ちる。怖い、た、助けて」
後ろからの支えを無くし、結衣は思わず目の前の佐伯に抱きついていた。嫌悪よりも恐怖が勝った結果だった。
「安心しろ。しっかりこのチ×ポで支えてやるからよ」
「あっ、あっ！は、激し、んやぁっ、あぁぁっ」
体位を駅弁に変えた佐伯は、ここぞとばかりに結衣を上下に揺さぶった。
勢い良く持ち上げられたあと、落下の勢いをつけて剛直に貫かれる。それを何度も繰り返し、結衣はまともに言葉を発することもできなくなっていた。
「ダメ、です。ひ、あぉっ、おく、奥ぅっ！こ、壊れるぅ」
どちゅん、ぐちゅん、と子宮口まで潰される激しい抽送に意識が飛びそうになる。
（ああ私すごいことしてる。相手は正人じゃないのに）
愛する人とも経験のないアクロバティックなセックスに、脳の中枢が蕩かされ始めていた。
痛みと紙一重の突き刺し快楽に理性が腐食し、状況を受け入れ出していく。
妻としてはいけないことでも、女としての本能が悦びを見つけて結衣を揺さぶる。
「そら、そら！気持ちいいだろう。マ×コでずっぽり咥え込みやがって」
「はぁっ。違うんです。私は、あひ、はぅ、お、奥にくるぅっ」
否定しようとしたのに言葉にならなかった。心で思い浮かべたかどうかも分からなかった。