「やっぱり裸にさせる気なのね……」
初美は声をふるわせながら、ブラウスのボタンをはずしはじめた。
ブルンと豊かな乳房をふるわせながら、初美は一糸まとわぬ全裸になった。こんな子供の言いなりのままに全裸をさらしている自分が、信じられない。
「ああ……」
全裸になっていると思うと、にわかに羞恥が襲ってきて、初美はあわてて両手で乳房と太腿の付け根を隠した。
だが、ドッと襲ってきたのは羞恥だけではない。全身がしびれるような甘い感覚におおわれていく。達也に裸を見られていると思うだけで、ぴったりと閉じ合わせた太腿の奥が熱くうずく。
「隠さないで。両手を頭の上で組んでからボクに見せるんだ、初美さん」
「ああ、恥ずかしいわ……」
「おっぱいをゆすって、お尻をうねらせてみせてよ」
「そ、そんなこと……」
いやいやと弱々しく頭を振りながらも、初美はあらがうことができなかった。どうしてこんな子供の言うことに従っているのか、自分でもわからなくなった。
初美は肌を隠していた両手を頭の上へもっていって組むと、命じられるままに乳房をゆすり、双臀をうねらせはじめた。豊満な乳房が重たげにゆれ、初々しいまでに綺麗な乳首が躍る。そのたびに、形よく吊りあがった大きな双臀が、プルルッとはずんで左右にクリックリッとゆれた。
著者: 結城彩雨
(あの子に見られたりしたら、私たち、破滅よ……)背後から息子の悪友に貫かれ、恍惚に喘ぐ初美は、誰にも見せたことのない淫らな牝の顔を浮かべていた。体育館、通学電車、寝室…時と場所を選ばない狼たち。最後の矜持を振り絞る美母の想いを打ち砕くように、物陰から覗き見ている我が子の手には浣腸器が!