巨竿の相手をしているときに、両手の支えを失うわけにはいかなかった。裕恵は仕方なく艶臀を振って、斉藤の指を除けようとする。
けれど動くほどに指は深くに潜り込む。淡い刺激に、裕恵は堪らず甘えるような声を漏らした。
ハッとして恥ずかしがる暇もなく、斉藤が空いている手で臀部を鷲掴みにする。
「いい尻だ。男を悦ばせるためにあるような揉み心地だ」
(ああ、いやっ。どうしてそんなことばかり言うの)
扱いは乱暴だった。欲望の赴くままに触り、卑猥な言葉で裕恵を傷つける。
裕恵はこれ以上辱めを受けたくなくて、必死に口で奉仕した。
じゅっぽじゅぽと頭を上下させ、肉根と真珠を大胆に扱く。
好きでもない男の逸物をしゃぶり、射精を促している。娼婦の行動だった。
(お願い、ちゃんとするから、もう弄らないで)
裕恵は願い、息苦しさも堪えて男のシンボルを舐り続ける。固太りの腹に額を押し付けて、咥えたまま亀頭を舐め回すなんてこともした。
けれど斉藤にイク気配は微塵もなかった。
出典:~言いなり温泉 熟女将と若妻仲居と令夫人~
著者: 但馬 庸太
「女将さん、この旅館、お酌は裸でするんですよね?」下卑た眼差しで、和服の胸元に手を差しこむ中年男。屈辱に顔を歪め、艶れた乳房をもてあそばれる裕恵。乗っとられた旅館で奴隷勤務を強いられる女たち。布団部屋でフェラ奉仕し、露天風呂でソープ接待……秘密に気づいた客の令夫人までが悪魔の餌食に!