今やすっかり二人組に従順な浩である。卑屈に礼を言って肉棒を抜くと、熱くただれた弥生の花園から透明な甘蜜が吊り橋のように糸を引いた。
「さあ三人目だ。人生最後のマ×コになるかもしれねえんだから、じっくりと味わうんだぜ」
目隠しのまま知美の尻の前に引き据えられた浩は、気を鎮めようと大きく深呼吸した。決めつけは危険だが、目の前にいるのはおそらく知美だろう。強制されたとはいえ、娘として育てた少女を二度も犯すのだ。興奮で体が燃えるように熱くなる。
腰を突き出し、怒張の先端で尻割れをなぞった。柔らかい媚肉の合わせ目に熱い我慢汁をヌラヌラと塗りつけながら、
「知美……知美なんだろ?」
興奮にかすれた声で語りかけた。
返事はないが、代わりに割れ目がヒクついた。
「声を出すんじゃないよ、知美。さっきはあんなことを言ってしまったが、パパはお前のことが大好きなんだ。だから死なせたくない」
(気安く知美なんて呼ばないで!嫌いよ!大っ嫌い!)
そう叫ぶかのように、裸の双臀がのたうった。
「ああ、やっぱり知美だ」
浩は確信を深めた。いきり立ったものを秘口に押しつけると、タブーをおかす興奮がピークに達した。
「そうれッ」
みなぎる怒張で容赦なく後ろから貫いた。
(クウウウウーッ!!)
後ろから貫かれ、知美は憤怒と屈辱を噛みしばった。
浩に辱しめられるのは、誰に犯されるよりも辛かった。
だがその口惜しさを口に出すことは出来ない。
(ううッ……口惜しい……どうして?どうして私たちがこんな目に……)
義父の肉棒がリズミカルに最奥を突きあげてくる。ひと突きひと突きが強烈すぎて思わず声を洩らしてしまいそうになる。知美は歯を食いしばって懸命に耐えた。嫌でたまらないはずなのに、硬い先端が子宮口に当たるたびに、腰から背筋へ甘美な戦慄が走った。
(そんな……いや、いやよッ)
著者: 御堂乱
「どこまで許せば満足してくれるの? もう出てって」男の肉茎をしごかされながら悲壮な目で訴える志津子。二人組に占拠された高島家のリビングで続く凌辱の狂宴。妻の痴態を力なく見守る夫、婚約前の躰を穢される家政婦。ついには身を挺して守ろうとした愛娘の操までが……極限状態下に置かれた男女がさらけだす愛と性の真実!