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申しわけ程度に股間を覆っていたのは、ブラジャーと揃いの刺激的なビキニショーツだった

庵乃音人

ホットパンツのボタンを外し、屈みこんで一気にずり下ろす。申しわけ程度に股間を覆っていたのは、ブラジャーと揃いの刺激的なビキニショーツだった。
こちらもシースルーで、黒々とした恥毛の繁茂とヴァギナが見えた。
(もうこんなに濡れている……ビショビショじゃないか……)
志摩子の秘唇はすでにたっぷりと淫汁を分泌し、ショーツには楕円形の大きなシミができていた。肉ビラも開花し、薄い布の裏側に膣粘膜まで完全に晒して張りついている。今この瞬間も新たな蜜を溢れさせ、下着の布に無数の泡を滲ませていた。
「あぁ、志摩子……」
ひざまずいた貴史は、挑むように左右に張り出した逞しい尻に両手を回して抱きしめた。お腹に頬ずりをする。志摩子のお腹は柔らかく、温かで、呼吸をするたびにせわしなく上下した。その感触に癒されるものを感じつつ、濡れた下着の布越しに、もっとも恥ずかしい部分をレロレロと舌で舐める。
「あぁん、貴ちゃん……か、感じちゃう……ふはあぁ……」
弾力的に張りつめた二つの尻肉を両手で掴んで揉みしだいた。
下着の下から、甘酸っぱい牝の発情臭が、チーズ臭い淫臭とともに香り立つ。
「ふはぁ、感じる……すごいわ、いいの……すごくいいのぉ、ああぁ……」
妹に見せつけながらの猥褻な情交だからか、志摩子はいつにも増して発情していた。
舐められる股間を絶え間なくくねらせ、艶めかしく尻を振りつつ、喘ぎ声のなかに、少しずつケダモノじみた気配を滲ませる。

出典:~魅惑の桃尻温泉郷 女子大生と恋の四角関係 (リアルドリーム文庫)

著者: 庵乃音人

「夏休みって何か予定ある?」密かに恋い慕う大学の先輩・祈里の誘いで訪れた山村。そこで青年は祈里の友人・志摩子の縁談を断るために偽りの婿候補として“お試し婚”をすることになる。祈里への恋心を抱えながらも縮まる志摩子との距離。さらに志摩子の妹も巻き込み、交錯する恋の行方は!?