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指がショーツを巻き込みながら、膣孔へ潜り込んできた

但馬庸太

「あっ、あ、や、やめてください」
祐介の手が琴乃の秘丘を掴んで揉みしだいていた。ぐちゅりぐちゅりと猥雑な音が響き、必死で懇願する。
「パンティーがぐっしょりするほどドロドロにしておいてよく言う」
「ち、違う。私じゃない。だってあなたが媚薬を使ったから」
琴乃は祐介が漏らした言葉を思い出し反論した。
「ふふ、そうだったな。媚薬を使われたんだから仕方ないな」
含みのある言い方だった。下卑た笑いを零す祐介に、怒りと恐怖がないまぜになる。
「お願い解放して。このことは誰にも言ったりしないから」
「他言しないのなら、最後まできっちりやらせてもらうさ」
「ああ、どうしてそうなるの。も、もう許して。く、んひぃっ」
指がショーツを巻き込みながら、膣孔へ潜り込んできた。濡れそぼった秘壺を掻き回され、堪らず卑猥な声が漏れ出てしまった。
「奥さんみたいないやらしい女性を前にして、なにもしない男なんていないよ。おっと、旦那は違うみたいだがな」
「や、やめて!夫のことを悪く言うのは許さないわよ!」
激情に任せて叫ぶと、後ろで祐介が琴乃を嘲笑した。
「夫以外の男に触られてオマ×コを濡らしてる奥さんに言われても」
琴乃は言葉に詰まった。媚薬のせいだと分かっていても、女陰が蜜を吐き出している事実は変わらないのだ。意識すると途端に、羞恥が琴乃の精神を蝕んだ。

「女将さん、この旅館、お酌は裸でするんですよね?」下卑た眼差しで、和服の胸元に手を差しこむ中年男。屈辱に顔を歪め、艶れた乳房をもてあそばれる裕恵。乗っとられた旅館で奴隷勤務を強いられる女たち。布団部屋でフェラ奉仕し、露天風呂でソープ接待……秘密に気づいた客の令夫人までが悪魔の餌食に!