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白昼の道路は思ったより人通りがあった。なのに初美のスカートは後ろがまくられて裸の双臀が丸出しのままだ。

結城彩雨

(初美にいたずらして……ああ、初美、もうどうなってもいい……初美をめちゃくちゃにして、達也くん)
そう叫びたくなって、初美はわななく唇をキリキリとかみしめた。
肛門の捻り棒の存在がいっそうたまらなくなって、それをあやつってこない達也がじれったい。
「し、して……ああ、達也くん……一度、イカせて……」
初美は思わず口走って、自ら双臀を振りたてた。
「そうあせらなくても、もうみんなが待っているはずだから、みんなに肛門でイカせてもらえばいいよ」
達也はあざ笑って、初美の裸の双臀をパシッと平手で打った。
「ああ……」
玄関でハイヒールをはかされると、戸外へ連れだされて中学生らの所へ連れて行かれると知って、初美の美しい顔が狼狽した。
「こ、これからすぐなの……そんな……」
「もうみんなが待ってると言っただろ。初美さんだってはやく痴漢されて、肛門でイキたいくせして」
達也は強引に初美を外へと連れだした。
「ああ、スカートを直して」
初美はベソをかかんばかりになった。白昼の道路は思ったより人通りがあった。なのに初美のスカートは後ろがまくられて裸の双臀が丸出しのままだ。白くムチッと張った臀丘の谷間には黒い捻り棒が深く突き刺さって、生々しく目立っている。
その捻り棒をつかまれてあやつられるように前へ押しだされ、初美は一歩また一歩と足を進まされた。
「あ、ああ、かんにんして……達也くん、せめてスカートをおろして……」
「フフフ、ムチムチの尻を丸出しで歩くほうが初美さんらしいよ」
「そんな……人に、人に見られます……」
初美は声をふるわせた。スカートは前の部分がまくれていないのがせめてもの救いとはいえ、もし誰かに後ろから見られたらと思うと、初美は生きた心地もなかった。

出典:~美母と群狼 息子の目の前で (フランス書院文庫)

著者: 結城彩雨

(あの子に見られたりしたら、私たち、破滅よ……)背後から息子の悪友に貫かれ、恍惚に喘ぐ初美は、誰にも見せたことのない淫らな牝の顔を浮かべていた。体育館、通学電車、寝室…時と場所を選ばない狼たち。最後の矜持を振り絞る美母の想いを打ち砕くように、物陰から覗き見ている我が子の手には浣腸器が!