「……いいわ。それじゃ、許してあげる」
意外なほどあっさりと志摩子は言った。手をついて起き上がり、にゅぽんと淫靡な音を立てて、股間に裂けた赤身の肉から陰茎を抜いて立ち上がる。
「あぁん……」
「くおぉ、志摩子……」ペニスが抜ける瞬間、肉傘の縁が膣襞の凹凸とひときわ強く擦れあい、新たな気持ちよさがしぶいた。膣から抜けた怒張が脈動し、尿道に残っていたザーメンの残滓をドピュッと亀頭の先から飛び出させる。
志摩子は脱ぎ捨てたホットパンツのポケットを探って、鍵を取り出した。
どうやら手枷の鍵らしい。露わになったままの豊かなおっぱいを惜しげもなく揺らして妹に近づき、鍵を使って両手を枷から解いてやる。
出典:~魅惑の桃尻温泉郷 女子大生と恋の四角関係 (リアルドリーム文庫) ~
著者: 庵乃音人
「夏休みって何か予定ある?」密かに恋い慕う大学の先輩・祈里の誘いで訪れた山村。そこで青年は祈里の友人・志摩子の縁談を断るために偽りの婿候補として“お試し婚”をすることになる。祈里への恋心を抱えながらも縮まる志摩子との距離。さらに志摩子の妹も巻き込み、交錯する恋の行方は!?