縦に引き伸ばされた双乳が、摩擦熱に急き立てられて中央に向け押し狭まり──圧を受けた肉幹の内で白熱が迫り出す

「ふっ、ぁ……！い、今すごく強くおちんちんビクッて、した、ぁぁぁ……」
淫らに蕩けた美幸の呟きが、吐息の熱と共に亀頭へと吹きかかった瞬間。賢太の腰に茹だるほどの恍惚が突き抜けた。
（上目遣いで「おちんちん」って。反則過ぎです、美幸さん）
唇を噛み締める事で射精衝動をやり過ごせないか試みたものの、徒労に終わった。けたたましい脈動に乗って、肉の砲身に次々情欲の弾丸が装填される中。
賢太は、恥悦にまどろむ美幸の乳房に変化が起きているのを目敏く見定めていた。
「ふっ、う、んふぅぅ……っ。あは……っ！お乳、疼くぅ……」
柔らかな乳房の圧を加えながら囁く彼女のとろりと蕩けた眼もまた、自身の胸へ。徐々に迫り出してくる乳首へと、注がれている。
（あと、少し。もう、ちょっとの所まで、きてるんだ……！）
助けになりたい一心で賢太は腰を振るい、乳谷を繰り返し擦り立てた。加えて、引き寄せられたように、ぷっくり盛り上がる乳輪を左右とも指で摘まみ、摺り捏ねる。
「ふやっあぁっひっぃ、イイ……ッッ！」
縦に引き伸ばされた双乳が、摩擦熱に急き立てられて中央に向け押し狭まり──圧を受けた肉幹の内で白熱が迫り出す。
不意の衝撃に仰け反りかけたものの、彼女の意志は明白だった。喜悦に咽ぶ乳首が望んで指愛撫を受けて、小刻みに痙攣をし始める。望んで肉棒に押し当てる。摩擦に続く第二の甘美をも受け容れた女体が、布団の上で派手に悶え、シーツを掻く。
勃起乳首のコリコリとした触感が乳輪の内より迫り出す。それに合わせ肉棒の内で滾るマグマも鈴口に向かい奔ってくる。息切れめいた短い喘ぎを発しながら、賢太は突き刺すようなピストンに没頭していった。