「裸、エプロン。本当に、着てくれてたんだ……」
口内射精の快感に、口腔に溜まった精液の目撃。見せつけられた飲精の一部始終。三つの初経験の衝撃にも負けぬ感激を、賢太は握り拳を作る事で表現する。
飲精の余韻に喘ぐ柔肌が淡く赤らんでいるだけに、エプロンの白が際立つ。美幸が尻をモジつかせるたびチラチラと覗く腿肉や股下の影が、裸エプロンの艶めかしさを十二分に伝える。
一層の熱を滾らせた青年の瞳が、エプロンを谷間に挟み丸出し状態の乳房に張り付き、隆起する乳首を愛しげに見た。たっぷり一分以上眺め堪能した後に下降し、潤み溢れる美幸の股座へと行き着き。肉の棒を強く、滾らせる。
「見たい、ですか……?」
薄布一枚隔てた向こう側。剥き出しの股間をなぞるように賢太の視線が動く。まるで視線に舐り上げられているようだ、と悦を噛み締めた美幸の腰が身悶える。
「は、はい。見たいです。美幸さんの。全部。見たい!」
羞恥と期待に満ちた上目遣いを振り向けられた賢太が、即答した。
喉元に残る苦みのせいで、渇望に見舞われているのは美幸も同じ。
意を決して、そろり。エプロンの裾を摘まんだ美幸の右手指が、持ち上がる。即座に彼の顔がグッと股下に接近し、熱い鼻息がエプロン裾を揺らした。
出典:~ときめきアパート性活 愛しの管理人さんと魅惑の隣人たち (リアルドリーム文庫) ~
著者: 空蝉
ひとつ屋根の下 恋色の陽だまり ボロアパートに独り暮らしをする浪人生・賢太は、一癖も二癖もある隣人たちと深い仲になる。「初めてのおっぱいの感触はどう? 柔らかい?」妖艶な美女・朱里に自信をつけさせてもらった賢太は思いを寄せる管理人の美幸とも心の距離を詰めていくが、なかなか一線を越えられずにいた。浪人生に春は来るのか!?日常に密着したエロス、リアルな舞台設定で送る官能小説レーベル!