「激しいな、奥さん。セックスしながらウンチをしてよがるとはよ、へへへ」
「人妻はまず尻責めにかけると一段と味がよくなるって言うけど、これほどとは思ってなかったぜ」
「思いっきり楽しもうじゃねえか、へへへ」
冷二と五郎は容赦なく夏子を責めた。若いだけあって、女への思いやりや加減というものがない。
「ああッ、あッ」
夏子はひときわ露わな声を放って、ふるえる腰を跳ねあげた。
「もう気をやるのか、奥さん、へへへ、よし、よし、何度でもイキな」
「ひッ、ひいッ……」
喉を絞りつつ、ガクンと夏子はのけぞった。突っぱった身体に痙攣が走る。
「う、ううむッ、イクッ」
きつい収縮が食いしめてくるのを、五郎はグッとこらえた。
夏子の裸身から力が抜け、五郎の上にグッタリ沈みこんだ。あとはまるで初産を終えた若妻みたいにまばゆいばかりの表情をさらし、余韻のなかにハアハアとあえぐばかりだった。
出典:~人妻肛虐調教週間 (フランス書院文庫)~
著者: 結城彩雨
どうして、こんなことに……なってしまったの……。淫鬼の奸計に堕ち、調教地獄に見舞われた夏子。夫にさえ晒したことのない菊門に浣腸の毒液を注入されながら、悲哀の翳りを頬に浮かべる姿は、あまりにも美しすぎた……。運命なのか? それにしても、何たる皮肉だろうか? 肉悦の中を彷徨う人妻は、肛虐奴隷として生きるしかない!