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さらになめらかな腹部と細くくびれた腰、湯にゆらゆらと揺れる漆黒の茂みへ這った

結城彩雨

「尻責めはひと休みさせてやる代わりに、まわりの男たちに裸を見せてやりな、奥さん」
「そ、そんな……かんにんして……」
「尻責めもいや、裸を見せるのもいやっていうわがままは許さねえぜ。やれるはずだ、可愛いガキのためならな」
「…………」
唇を噛む夏子の耳に、冷二と五郎はあれやこれやと、どう振る舞うかについて小声で教えた。夏子の頬がピクッとひきつった。
「わかったな、奥さん。もうくどくど言わせるなよ」
「……わ、わかったわ」
夏子は消え入るような声で言った。
そして、もうなにか見えない糸にあやつられるように、夏子はフラフラと立ちあがった。乳房を覆っていた手は、まっすぐ下へおりて、形のよい豊満な乳房をさらす。まわりの男たちの目がいっせいに夏子の乳房に集中した。さらになめらかな腹部と細くくびれた腰、湯にゆらゆらと揺れる漆黒の茂みへ這った。
「なんていい身体をした女だ……」
「たまらんねえ。ムチムチじゃないか。あのおっぱいは八十八センチはありそうだ」
「おお、湯から出るぞ。すげえ……あの尻に太腿、なんて色気だ……」
男たちのささやきが夏子の耳を打ち、夏子は顔だけでなく身体中が灼けた。

出典:~人妻肛虐調教週間 (フランス書院文庫)

著者: 結城彩雨

どうして、こんなことに……なってしまったの……。淫鬼の奸計に堕ち、調教地獄に見舞われた夏子。夫にさえ晒したことのない菊門に浣腸の毒液を注入されながら、悲哀の翳りを頬に浮かべる姿は、あまりにも美しすぎた……。運命なのか? それにしても、何たる皮肉だろうか? 肉悦の中を彷徨う人妻は、肛虐奴隷として生きるしかない!