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祐介が裕恵の豊かな乳房を持ったかと思うと、赤い尖りを摘んで強く引っ張る

但馬庸太

「お待たせしました祐介様。ではさっそくお背中を……」
「違うだろう女将。俺は女将と結衣の二人に接待を受けたいんだ」
そう言ってこちらを見やる鋭い目に、結衣は従うしかなかった。
(は、恥ずかしい)
二人の前では裸体もイキ狂った姿も晒している。けれども自ら着物を脱いで裸身になるというのは、酷く恥を感じさせられた。
決意が鈍らないために手早く脱いでいく。晒される白肌は早くも薄い赤色に染まっていた。
「お願いです祐介様。私が奉仕いたしますから、どうか結衣ちゃんだけは」
「ダメだ。結衣。早く来ないと女将がどうなるか分からんぞ」
「ひっ、あ、ああぁっ。い、痛いぃっ」
祐介が裕恵の豊かな乳房を持ったかと思うと、赤い尖りを摘んで強く引っ張る。裕恵は苦悶に美貌を歪め、祐介の両手首を握って許しを請うていた。
「ま、待って。すぐに行くから、女将さんに乱暴しないで」
どういったことがあっても、結衣にとって裕恵は大切な姉みたいな人だった。彼女が傷つけられていると、自分も痛く感じる。
結衣は帯も襦袢も白足袋も乱暴に脱ぎ捨て、着物用の小さな白ショーツ一枚になった。たわわな乳房を片腕で押さえ、祐介に熱く凝視されているのを承知で脱ぎ下ろす。恥辱に身が引き裂かれる思いだったが、必死で耐えた。
結衣はついに自ら、祐介の前で美身を晒した。

「女将さん、この旅館、お酌は裸でするんですよね?」下卑た眼差しで、和服の胸元に手を差しこむ中年男。屈辱に顔を歪め、艶れた乳房をもてあそばれる裕恵。乗っとられた旅館で奴隷勤務を強いられる女たち。布団部屋でフェラ奉仕し、露天風呂でソープ接待……秘密に気づいた客の令夫人までが悪魔の餌食に!