リンクに広告が含まれています

頭のなかが灼けただれ、薄い粘膜をへだてて二本の肉棒がこすれ合う感覚が、バチバチと火花を散らす

結城彩雨

「そんなひどいこと……いやッ、いやですッ……こ、怖いッ……」
夏子の怯えをあざ笑うように、冷二はたくましい灼熱の先端で、媚肉の合わせ目を二度三度となぞった。
後ろからは五郎が、できるだけ深く夏子の肛門を貫き、腰の動きを封じて冷二を待ちかまえる。両手は前へまわし、夏子の乳房を鷲づかみにした。
「尻の穴だけじゃなくて、オマ×コにも大きいのを入れてもらえるなんて、奥さんは幸せ者だぜ」
夏子の顔を覗きこんでささやきながら、冷二は灼熱をジワッと媚肉の合わせ目に分け入らせはじめた。
「いや……ああッ、いやあッ」
「入っていくのがわかるだろ、へへへ……ほれ、ほれ、できるだけ深く入れてやるぜ」
「ひッ、ひいッ……」
夏子は上体をのけぞらせて、ブルブルとふるわせた。
重く灼けるような感覚が、柔らかくとろけた肉を巻きこむようにして入ってくる。それは薄い粘膜をへだてて、腸管をびっしり占領している五郎の肉棒とこすれ合った。
「あ、ああッ……いやッ、いやッ、ひいッ」
息もつけずに夏子は総身を揉み絞る。
ズンという感じで先端が子宮口を突きあげた。その瞬間、夏子は今にも昇りつめんばかりに、ひいッと高く泣いた。
「とうとうオマ×コでもつながったな、佐藤夏子。サンドイッチにされた気分はどうだ」
「……こんな、こんなひどい……ああ、助けて……」
黒髪を振りたくりながら、夏子は半狂乱になった。
頭のなかが灼けただれ、薄い粘膜をへだてて二本の肉棒がこすれ合う感覚が、バチバチと火花を散らす。
だが、夏子はそんな底からしびれるような肉の快感が湧きあがるのを、戦慄のなかに感じた。最奥を貫かれたことで、肉が狂いだしたのだ。

出典:~人妻肛虐調教週間 (フランス書院文庫)

著者: 結城彩雨

どうして、こんなことに……なってしまったの……。淫鬼の奸計に堕ち、調教地獄に見舞われた夏子。夫にさえ晒したことのない菊門に浣腸の毒液を注入されながら、悲哀の翳りを頬に浮かべる姿は、あまりにも美しすぎた……。運命なのか? それにしても、何たる皮肉だろうか? 肉悦の中を彷徨う人妻は、肛虐奴隷として生きるしかない!