それに合わせて冷二と五郎は、最後のひと突きを与えた。できるだけ深くえぐりこんで同時にドッと精を放っていた。
「ひいーッ……」
もう一度ガクンと大きくのけぞって、夏子は最後の、そして最大の痙攣を走らせた。
おびただしい量の精を子宮口と腸管にはっきりと感じ取って、そのまま目の前が暗くなった。
「こら、のびるのはまだ早いぜ、夏子。しっかりしねえか」
五郎がせせら笑うように言ったが、もう夏子には聞こえなかった。
いつのまにか、群がって覗きこんでいた男たちの手が、夏子の身体のいたるところにのび、肌をまさぐっていた。それは冷二と五郎のおこぼれにあずかろうとするハイエナのそれであった。
出典:~人妻肛虐調教週間 (フランス書院文庫)~
著者: 結城彩雨
どうして、こんなことに……なってしまったの……。淫鬼の奸計に堕ち、調教地獄に見舞われた夏子。夫にさえ晒したことのない菊門に浣腸の毒液を注入されながら、悲哀の翳りを頬に浮かべる姿は、あまりにも美しすぎた……。運命なのか? それにしても、何たる皮肉だろうか? 肉悦の中を彷徨う人妻は、肛虐奴隷として生きるしかない!