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冷二と五郎の手で汚れを清められ、媚薬クリームを肛門と女の部分へ塗りこまれても、されるがままだった

結城彩雨

「こんなに多くの男性の前で、よくそんなことができるものね、ホホホ、恥さらしもいいとこだわ」
美しい夏子に対する女の嫉妬か、女中が一人、ゲラゲラと笑っていた。
ようやく絞りきった夏子は、もう号泣も途切れてシクシクと小娘みたいに泣いている。冷二と五郎の手で汚れを清められ、媚薬クリームを肛門と女の部分へ塗りこまれても、されるがままだった。だが、夏子の足首の縄を解いて鴨居から垂れさがった縄の下へ連れていこうとすると、にわかに怯えを露わにした。
「いやッ……怖いッ、かんにんして、お願いですッ」

出典:~人妻肛虐調教週間 (フランス書院文庫)

著者: 結城彩雨

どうして、こんなことに……なってしまったの……。淫鬼の奸計に堕ち、調教地獄に見舞われた夏子。夫にさえ晒したことのない菊門に浣腸の毒液を注入されながら、悲哀の翳りを頬に浮かべる姿は、あまりにも美しすぎた……。運命なのか? それにしても、何たる皮肉だろうか? 肉悦の中を彷徨う人妻は、肛虐奴隷として生きるしかない!