リンクに広告が含まれています

浴衣の前からつかみだした冷二のたくましい肉棒が、ピタリと夏子の肛門に押しつけられていた

結城彩雨

もうどうするか決めているくせに、冷二と五郎は考えるふりをしながら、爪先立ちの夏子の右足首をつかんで横へ開き、鴨居から高々と吊った。
その前へ順番の決まった男たちが群がってきた。と夏子は裸身を硬直させた。
「こんなッ……こんな格好は、いやッ」
夏子は怯えた声をひきつらせた。男たちが前からまとわりついてくれば、逃げる術はない。開ききった股間は、ひとたまりもないだろう。
だが、夏子が正面の男たちに気を取られている間に、後ろへまわった冷二が背中からまとわりついてきた。
「いやッ……なにをするの……」
夏子が叫んだ時はもう遅かった。
浴衣の前からつかみだした冷二のたくましい肉棒が、ピタリと夏子の肛門に押しつけられていた。浣腸と排泄の直後でまだ口を開いたままの肛門に、ジワジワと押しこんでくる。
「ああッ……やめてえッ……」
「フフフ、奴らが入れないように、尻の穴は俺がふさいでやるよ、奥さん」
「あ、ああッ……ひいーッ……ううむ……」
ただれた肛門の粘膜がむごく拡張され、引き裂かんばかりに押し入ってくる感覚に、夏子は目がくらんだ。
「ひいーッ、ひいーッ、助けてッ」
息も満足にできずに喉を絞り、爪先立ちの片脚でのびあがるようにして、総身を揉み絞った。
そして、もっとも太い頭の部分を咥えこまされると、目の前に火が走った。ドッと脂汗が噴きこぼれる。

出典:~人妻肛虐調教週間 (フランス書院文庫)

著者: 結城彩雨

どうして、こんなことに……なってしまったの……。淫鬼の奸計に堕ち、調教地獄に見舞われた夏子。夫にさえ晒したことのない菊門に浣腸の毒液を注入されながら、悲哀の翳りを頬に浮かべる姿は、あまりにも美しすぎた……。運命なのか? それにしても、何たる皮肉だろうか? 肉悦の中を彷徨う人妻は、肛虐奴隷として生きるしかない!