が、松前先生は目を閉じたままだった。苦しそうな表情で、裕美、と何度もつぶやいている。
夢の中にいるとわかった孝典は再び、立ちバックで突きはじめる。
「う、うう……」
両手で口元を覆った裕美が、細長い首をねじって、なじるような目を孝典に向けてくる。それでいて、おま× この締まりは強烈だった。絶対、離したくない、という具合に締めてくる。
孝典は立ちバックで激しく突いていく。
「う、うう……あうっ……うう……」
奥さんが松前先生の方を向く。するとさらにおま× こが締まる。
「松前先生に、奥さんのよがり声を聞かせてあげるんだっ」
そう言って、孝典は渾身の力を込めて突いていく。もう、松前先生が起きても良かった。どうなっても良かった。それになによりも、この脳髄まで痺れてしまうような快感をもっと堪能したかった。
出典:~先生の奥さん狩り夫の教え子に調教されつづけて (フランス書院文庫)~
著者: 天海佑人
「もう許してっ……こんな関係が誰かに知られたら……」哀願の声を無視して続く、孝典の若さに任せた律動。昼間、出勤した夫と入れ替わりにやってくる青狼。エプロン姿で、淫らな下着姿で受ける恥辱の肉交。妻盗の魔味を覚えた少年は次なる生贄に狙いをさだめ……32歳、27歳、38歳……先生の奥さんを堕とす蟻地獄!