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右手が上下に動く度に、肉棹はピクピクと勢いよく跳ね動いた

神瀬知巳

「それはどうかしらね、ふふ。お姉さんは、こんな感じに擦ったのかしら」
彩香は含み笑いで誤魔化すと、佑二の肉茎をゆっくりと扱き始めた。右手が上下に動く度に、肉棹はピクピクと勢いよく跳ね動いた。
「征一さんは、ここを丁寧に洗えって言っていました。指先でくすぐるように……この括れた部分には指を巻きつけて」
花穂子が説明しながら、指先で亀頭の反りをなぞってくる。姉が先端を責め、妹が棹部分を甘く擦る。佑二は沸き立つ喜悦を、首を震わせて堪えた。
「ん、ぐ……」
陰嚢の裏側に、ジンと熱いものがこみ上げる。異様な状況が十六歳の身体を煮え立たせた。尿道口からは透明液が潤沢に滲み出て、棹裏へと垂れ、姉妹の指を濡らす。

出典:~新しい母【三十四歳】(フランス書院文庫)

著者: 神瀬知巳

新しい母【三十四歳】

とうとう今夜、お母さんとヤレるんだ……初めて出会った日から憧れ続けた34歳の義母。むっちりと熟れた尻、たわわに実った豊かな胸。漆黒の翳りの下には、雫に濡れるワレメが……互いの秘所を舐め、狂ったように求め合う母子。神瀬知巳が描く、官能小説史に残る相姦小説!