抱きつく

巽飛呂彦

押しつけられた乳房の膨らみ。静羽もまた、生まれたままの姿のままだ

起き上がろうと、上体を起こしたところへ、不意に後ろから抱きつかれた。 (ぁ……この匂い) 静羽だ、とはすぐにわかった。しかし声がない。さわさわと、セミロングの髪が広海のうなじをくすぐる。 背中に直接、静羽の肌のあたたかさを感じる。押しつけら...
巽飛呂彦

広海の顔がますますあかりの乳房に押しつけられる

あかりの腕が、広海の背中を抱きしめる。広海の顔がますますあかりの乳房に押しつけられる。
巽飛呂彦

あかりが広海の首に腕を回して、抱き寄せた

あかりが広海の首に腕を回して、抱き寄せた。並んだ形ながら、密着する肌と肌。湯船の中、お湯の熱さとは違う暖かさが、伝わってくる。
巽飛呂彦

量感のある乳房が、広海の綿のスウェットパーカーに押しつけられる

そう言うとあかりはクルッと身を翻すように回して広海に正対すると、そのまま抱きついてくる。量感のある乳房が、広海の綿のスウェットパーカーに押しつけられる。水気がところどころ浸みてくる。あかりの手が、広海の胸をなで回し、その下へ降りていく。ため...
神瀬知巳

彩香は下半身の動きを止め、佑二の首に腕を回した

彩香は下半身の動きを止め、佑二の首に腕を回した。ぎゅっと抱きついて、佑二の頭に頬を擦りつける。
神瀬知巳

ベッドの端に腰を掛けると、佑二の頭を胸に抱いた

花穂子はベッドの端に腰を掛けると、佑二の頭を胸に抱いた。髪をやさしく撫でる。佑二は着物姿の女体にぎゅっとしがみついてきた。
神瀬知巳

彩香は耳元で告げると、腕に力をこめて、少年の肉体をぎゅっと抱いてきた

彩香は耳元で告げると、腕に力をこめて、少年の肉体をぎゅっと抱いてきた。佑二のTシャツは汗でびっしょり湿り、肌に貼り付いていた。それは彩香も同じだった。汗で濡れた薄手のブラウスは、彩香の火照った体温をはっきりと感じさせる。
神瀬知巳

姉妹の乳房が直接当たって擦れ合っていた

「狭いベッドだから、こうするしかないでしょ」 そう言うと、彩香は姉を抱いたまま、仰向けに倒れ込んだ。妹が下になり、縄で縛られた姉が上から覆い被さる形になる。姉妹の乳房が直接当たって擦れ合っていた。 「だってあなたまでベッドに上がる必要が……...
神瀬知巳

盛り上がった胸の膨らみが、顔にやわらかに当たっていた

風呂場で花穂子がしたように佑二の頭を己の胸に掻き抱くと、後頭部を慰めるように撫でた。盛り上がった胸の膨らみが、顔にやわらかに当たっていた。 (彩香さんのおっぱいだ。奥さまと似てるけど違う。弾けるようにぷるんぷるんしてる。彩香さんは、ブラジャ...
神瀬知巳

ふんわりとした乳房が、少年の顔に当たった

突然だった。花穂子が佑二を抱き寄せた。ふんわりとした乳房が、少年の顔に当たった。
神瀬知巳

彩香の剥き出しの双乳に手を伸ばし、丸い膨らみをすくい上げた

いつもの泰然とした雰囲気は消え、まるで十代の少女のようだった。佑二の頬が緩む。彩香の剥き出しの双乳に手を伸ばし、丸い膨らみをすくい上げた。指先で乳首を弾くと、彩香の紅唇が開いて可愛らしく喘ぎを吐き出す。すかさず口を被せて、唾液を彩香の口に流...
神瀬知巳

対面座位の形になり、花穂子はあぐらをかいた佑二の腰を跨ぐ格好になった

「わたしはいないものと考えればいいだけでしょ。佑二くん、身体を起こしてお姉さんを抱きかかえてあげて」 彩香が鋭く告げる。その指示に佑二は従った。上体を起こすと、花穂子の腕を掴んで胸に女体を抱いた。対面座位の形になり、花穂子はあぐらをかいた佑...
神瀬知巳

背中から抱きつかれていた。乳房の重みを感じながら味わう

脇腹を撫でていた花穂子の手が、前へと回った。 (あ、奥さまに、抱き締められてる) 背中から抱きつかれていた。乳房の重みを感じながら味わう、とろけるような密着感に佑二の口からは自然に息が漏れた。へその辺りに置かれた花穂子の右手が、そのまま下へ...
空蝉

真弓は巻き付けた両腕に力を込めて堂本の首にしがみつく

切迫した女将の心情を煽るべくして突き込まれる男根の求めに応じて、膣肉が引き締まり。また一歩、さらに一歩。男が足を踏み出すたびに声量を増す護達の声音に怯え、真弓は巻き付けた両腕に力を込めて堂本の首にしがみつく。同様に彼の腰に巻き付けた両脚の締...
空蝉

摺りつけ合った乳首が悦に悶え、震える

肩で息をしながら突き上げてくる堂本の律動によって、真弓の肢体が湯面に躍る。摺りつけ合った乳首が悦に悶え、震える。より固くしこったそれをより強く押し当てようと、女将の両手が男の首根っこに抱き付いた。
空蝉

真弓の尻の丸みをなぞるように撫でた堂本の両手が、左右の肉たぶを掴んで引き寄せる

真弓の尻の丸みをなぞるように撫でた堂本の両手が、左右の肉たぶを掴んで引き寄せる。男女の前面がぴたりと密着し、真弓の喉元を堂本の舌が舐り上げた。逞しい男の腕に抱かれる喜びと、期待孕む悦び。二つに溺れた真弓の瞳がトロリとまどろむ。
空蝉

密着した状態で身を揺すられ、押し潰された乳肉がいっそうの熱を育んでゆく

両腕を真弓の背に回し、足を絡めて抱き付いたナミの囁きに、孕んだばかりの喜悦の種が呼応する。隙間なく密着した状態で身を揺すられ、押し潰された乳肉がいっそうの熱を育んでゆく。
空蝉

襦袢の裏地と摺れ合う左右の勃起乳首にも、悦の疼きが蔓延する

腰の芯や背筋、襦袢の裏地と摺れ合う左右の勃起乳首にも、悦の疼きが蔓延する。左肩を掴まれ引き寄せられた真弓の上体が、堂本の胸板に密着する。そうして近づいたうなじにキスの雨を降らされ、くすぐったくも甘痒い感情が芽吹いてしまう。
空蝉

そのタイミングを狙ってナミの右手が湯浴み着ごと女将の腰を抱きすくめ

不意を打たれた真弓の身が強張って、一瞬無防備となる。そのタイミングを狙ってナミの右手が湯浴み着ごと女将の腰を抱きすくめ。グイと引かれるままに、真弓の身体は大股を拡げた少女の脚の間に誘い込まれてしまう。 「あは。やっぱ抱き心地最高。ね、オ・バ...
大泉りか

ふわん、と頬の両脇に柔らかくすべすべとした物体が押し付けられる

ちえりは両手を万歳して広げると、そのまま勢いをつけて宣英に抱きついてきた。ふわん、と頬の両脇に柔らかくすべすべとした物体が押し付けられる。ぷりぷりっと張りがあり、かつ、どこまででも沈み込んでしまいそうに柔らかい感触。これは──。先ほどまで、...