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端正な容色の若妻が羞恥に苦しみ、みずからの股間を必死に隠そうとする姿は男の獣性をとめどなくそそった

鳴瀬夏巳

奥寺は恵里子からパンツとショーツを完全に抜きとった。
「さ、立つんだ」
「あ、あああっ……」
肩をつかんで便器から女体を引きはがす。恵里子はペタリとへたりこんでしまう。だが奥寺は洋式便器の蓋を開けると、引きずり起こして便座に跨らせた。開脚姿勢で陰部が丸見えになった。股間の翳りのなかにも肉扉がくっきりと透けている。
「イヤんっ!見ないでっ」
恵里子が狂おしげに身をくねらせ、両手で股間を覆い隠した。イヤイヤをするように肩を揺らし、身体を前傾させる。色白の美貌はいつの間にやら紅潮しきって、耳朶までが朱に染まっている。瞼もすでに泣き腫らし、ぽってりと膨らんでいる。
端正な容色の若妻が羞恥に苦しみ、みずからの股間を必死に隠そうとする姿は男の獣性をとめどなくそそった。奥寺は「手をどけろ」と命じ、ナイフを二の腕にかざす。

出典:~人妻【裏肉奴隷】 (フランス書院文庫)

著者: 鳴瀬夏巳

人妻【裏肉奴隷】 (フランス書院文庫)

白昼のスポーツクラブは、濃厚なフェロモンに満ちていた。コスチュームから溢れるヒップが眩しい人妻たち。熟れすぎた美臀が命取りになるとは、知る由もない。初めて、屈辱的な体位で嬲られる比佐子、珠実、理香……。哀れなはずなのに、快楽に溺れてしまう身体が呪わしい。五人の妻に隠された、「裏の顔」を露わにする悦び!