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えー、もう出ちゃうのー。まだパイズリ始めたばかりなのに

庵乃音人

「それにしても貴史くん、就職が決まってよかったわ」
乳肉を陰茎に擦りつけながら祈里が言った。他の二人も「ねー」と同意する。
貴史は大学四年になり、弓道部の部長として後輩たちを指導していた。小さいとはいえ、比較的堅実な不動産会社への就職も決まり、今は卒業論文に追われている。
大学を卒業した祈里は一流IT企業に就職し、その美貌と明晰な頭脳を買われ、秘書課に配属されて社長秘書として働いていた。
「もっともあたしとしては、貴史が卒業しちゃうなんてちょっと寂しいんだけどね」
そう言っていじけたように唇を窄めたのは夏海だ。
地元の高校を卒業した夏海は、日本有数のお嬢さま女子大への推薦入学の勧めを蹴り、猛勉強の末に実力で試験に合格して、貴史と同じ大学に通っていた。
部活で籍を置いているのは、言うまでもなく弓道部だ。
「でも、今は祈里と志摩子の稼ぎで何とか生活してるんだからさ。一人でも働き手が増えるに越したことはないじゃないか」
可愛く拗ねる夏海に、貴史はじわじわと射精欲が高まるのを感じながら言う。
「ンフフ、そんなの気にしなくていいのに……あふうぅ……」
志摩子が凄艶に笑い、乳肉を疼かせる恍惚感に耐えかねたように喘いだ。
志摩子は東京の名門保育園に転職し、相変わらず大好きな子供たちに囲まれて働いていた。志摩子も夏海も、頑迷な祖父をようやく説得しての上京だった。
「あぁ、気持ちいい……だめだ……そろそろ出ちゃうかも……」
もうもうと白い湯気があがる浴室。
三人の乳肉に責め立てられた貴史は、どうにも我慢がきかなくなってくる。
「えー、もう出ちゃうのー。まだパイズリ始めたばかりなのに」
からかうように夏海が言い、小悪魔めいた微笑を浮かべて乳の上下動をさらに激しくする。夏海に煽られるように、祈里と志摩子も自ら揺さぶる乳肉の動きを速めた。
ぐちょぬちゅ、ぬぢゅる。ぬちょぬちょ。
六つの巨乳に擦過される陰茎にブクブクと白い泡が立った。なめらかな乳肌とソープのぬめりが気持ちよすぎて、もうどうにも我慢できない。

出典:~魅惑の桃尻温泉郷 女子大生と恋の四角関係 (リアルドリーム文庫)

著者: 庵乃音人

「夏休みって何か予定ある?」密かに恋い慕う大学の先輩・祈里の誘いで訪れた山村。そこで青年は祈里の友人・志摩子の縁談を断るために偽りの婿候補として“お試し婚”をすることになる。祈里への恋心を抱えながらも縮まる志摩子との距離。さらに志摩子の妹も巻き込み、交錯する恋の行方は!?