祖母が居座っていた二週間のうちに溜まっていたものが影響したのだろう。夢の中に現れた美幸は身覚えある下着姿。上下ともフリルのあしらわれたミントカラーを誇示するように胸と腰を交互に手で持ち上げ、ゆっくりと賢太の股下へと潜り込む。
夢の中だからなのか初っ端から上気した顔で発情を示す彼女が、掛布団を捲って剥がし、敷布団の上で寝そべって、否応なしに期待を孕んだ肉の棒が、彼女の手により剥き出された。
そうしてペニスを握ったまま。またフルフルと揺すられた豊かに過ぎる双峰が、深い谷間が、淫猥な誘惑を仕掛けてくる。
見つめるほどに、むちっとブラカップに詰め込まれた乳の肉感に魅入られてゆく。
一向にブラジャーを外す気配のない恋人に対し、焦れるのではなく、若干偏執的な妄想が湧いた。
(ひょっとして、そのまま……ブラを着けたままでパイズリ、してくれるの?)
夢ゆえに、優しく笑んだ彼女が賢太の願望を断る事も、訝しがる事もなく。身をずり上げ、待ちわびヒクつく肉幹を優しく扱いたのも束の間。覆い被さってきた双乳の狭く深い谷間に、ずぶずぶと亀頭がうずもれてゆく。
「はぅうっ」
寝息を漏らす鼻の下で、わずかに開いた口腔から歓喜の呻きが漏れ落ちた。
二週間の禁欲が、そうさせるのか。夢の中だというのにやたら生々しい触れ心地が、ただでさえパンパンに情欲を溜め込んだ股間を直撃する。
(凄い……いつもよりギュウギュウの肉感が、チンコを締め上げてきて……っ)
ブラジャーを着けたままの乳丘がペニスを根元まで呑み終えると、敷布団の上で賢太の腰が二度、大きく縦に跳ねた。強烈に挟みつける谷間肉の汗ばんだ触れ心地と、予想以上にこもった熱気が、随喜の疼きを肉幹に走らせたためだ。
早くも隆々反り立った肉棒が、忙しい脈を打ち放って乳肉を揺さぶる。
出典:~ときめきアパート性活 愛しの管理人さんと魅惑の隣人たち (リアルドリーム文庫) ~
著者: 空蝉
ひとつ屋根の下 恋色の陽だまり ボロアパートに独り暮らしをする浪人生・賢太は、一癖も二癖もある隣人たちと深い仲になる。「初めてのおっぱいの感触はどう? 柔らかい?」妖艶な美女・朱里に自信をつけさせてもらった賢太は思いを寄せる管理人の美幸とも心の距離を詰めていくが、なかなか一線を越えられずにいた。浪人生に春は来るのか!?日常に密着したエロス、リアルな舞台設定で送る官能小説レーベル!