「初美さんの尻の穴をみんなもっとよく見たいってさ。フフフ、捻り棒を咥えていたいだろうけど、抜いてもらって一人一人に奥まで覗いてもらったらどうだい」
「ああ……わ、わかったわ……見せますから、ここでは……ここではかんにんして、達也くん……どこか他で」
中学生らにもてあそばれるのはもう覚悟していても、白昼の通りの真んなかでなど、いつ誰が通りかかって見られるかも知れないと思うと、初美はさっきから生きた心地がなかった。一時もはやく、どこか他の場所へ行きたかった。
「ここでいいんだ。通りの真んなかだから痴漢ゲームになるんじゃないか、初美さん。それともやっぱり電車のなかなんかのほうがいいのかな、フフフ」
「そ、そんな……」
「はやくしないと、それだけここにいる時間が長くなるよ、初美さん。八人に、一人一人覗かせるんだからね」
「わ、わかったわ……ああ、こんなところでなんて……」
初美は後ろに群がった中学生たちの一人に向かって、さらに丸出しの双臀を突きだした。中学生の熱い息が、初美の臀丘に吹きかからんばかりだ。
「ああ、よく見て……これが初美のお尻の穴です……」
初美はあえぐように言いながら、自ら捻り棒をゆっくりと引きだした。捻りに肛門の粘膜がこすれる感覚に、思わず恥ずかしい声が出た。
「あ、あうッ……ああん……ああ、ずっと入れられていたので……開いているでしょう、初美のお尻の穴……」
「すげえ……」
ねっとりと光る捻り棒が抜き取られ、中学生のうなり声とともに熱い息がまだゆるんで開いたままの肛門に吹きかかるのを初美は感じた。
著者: 結城彩雨
(あの子に見られたりしたら、私たち、破滅よ……)背後から息子の悪友に貫かれ、恍惚に喘ぐ初美は、誰にも見せたことのない淫らな牝の顔を浮かべていた。体育館、通学電車、寝室…時と場所を選ばない狼たち。最後の矜持を振り絞る美母の想いを打ち砕くように、物陰から覗き見ている我が子の手には浣腸器が!
  
  
  
  