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くひ、あぐ、く、苦しいぃ。女将、さん、許してください、入れ、ないで、ぇ

但馬庸太

「結衣ちゃん。今から指を三本入れるから、痛かったらちゃんと言ってね」
「え?……さ、三本ってそんなの無理です、う、うぅううぅっ!」
当然二人が了承を待つことはしなかった。
裕恵が三本の指の先端を弛んだ窄みに当て、ゆっくりと押し込んできた。
「くひ、あぐ、く、苦しいぃ。女将、さん、許してください、入れ、ないで、ぇ」
哀願にも裕恵は何も答えず、尻孔を襲う強烈な圧迫感が返事代わりだった。
「おお、入ってく入ってく。全然呑み込めるじゃないか」
「いや、あぁ。ダメ、奥まで入れちゃ、こ、壊れる……」
額に脂汗が浮いていた。祐介の煽りを罵倒することさえできなかった。
「あひぃ、あお、くは、かは、あ、あ」
三本の指が中ほどまで入ったあと、後退する。擬似的な排泄感を味わって、結衣は快感に近い感情を得てしまった。
「あぁあ、また入ってくる。いや、あ、はぁあああ」
感覚としては嫌悪感で溢れているはずなのに、口から零れるのは淫らがましい声だった。恥ずかしいなんてものではない。いっそこのまま死にたかった。

「女将さん、この旅館、お酌は裸でするんですよね?」下卑た眼差しで、和服の胸元に手を差しこむ中年男。屈辱に顔を歪め、艶れた乳房をもてあそばれる裕恵。乗っとられた旅館で奴隷勤務を強いられる女たち。布団部屋でフェラ奉仕し、露天風呂でソープ接待……秘密に気づいた客の令夫人までが悪魔の餌食に!