「女の肛門がこんなに気持ちいいなんて知らなかったよ」
「川野初美の肛門は特別さ。フフフ、これだけいやらしくて可愛くて、いい肛門はまずないぞ。どうだい、いじった感じは」
「うん、熱くてとろけそうで、きつく締めつけてきて……最高だよ」
「もっと深く入れてやれよ。指を二本ねじり合わせたりまわしたりしてやれば、初美さんも悦ぶしね」
達也は得意になって仲間をあおった。
次々と子供たちに指を肛門に入れられ、あらがう気力もなくあえぎ泣くばかりの初美を見るのが、達也には心地よい。
肛門に入ってくる指の形も、その指の動きも一人一人違っていて、それによっても初美は子供たちが交代するのがわかった。
「ああ……あああ……こんなことって……」
よってたかって肛門をいじりまわされていると思うだけで、初美は頭のなかがしびれて虚ろになる。いじりまわされる肛門の感覚がいっそう敏感になった。
また今にも気がイキそうになる。
(ああ、も、もう……もう、イカせて……ひと思いにッ……初美、イキたい……)
我れを忘れて叫んでしまいそうで、初美はあわててキリキリと歯をかみしばった。
「あ、ああ……達也くん……」
こらえられないように、初美は後ろを振りかえると、双臀に群がるように覗きこんでいる子供たちのなかに、達也の姿をさがした。
「なんだい、初美さん。みんなすっかり初美さんの尻の穴が気に入って、もっと触りたいみたいだよ」
著者: 結城彩雨
(あの子に見られたりしたら、私たち、破滅よ……)背後から息子の悪友に貫かれ、恍惚に喘ぐ初美は、誰にも見せたことのない淫らな牝の顔を浮かべていた。体育館、通学電車、寝室…時と場所を選ばない狼たち。最後の矜持を振り絞る美母の想いを打ち砕くように、物陰から覗き見ている我が子の手には浣腸器が!
