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達也に言われて初美は一瞬ハッとしたが、小さくうなずくと後ろを向いて、スカートをまくられたまま丸出しの双臀を中学生らの目にさらした

結城彩雨

「いい女だろ。写真よりナマのほうがずっと美人で色っぽい。フフフ、身体もすごいよ」
達也が中学生らに向かって自慢気に言う。それから初美の顔をニヤニヤと覗きこむと面白くてしようがないといったふうに、
「自慢の尻を見せてあげなよ。みんな初美さんの尻の穴に興味あるんだからさ」
達也に言われて初美は一瞬ハッとしたが、小さくうなずくと後ろを向いて、スカートをまくられたまま丸出しの双臀を中学生らの目にさらした。
たちまちいくつもの熱い視線が臀丘を這いまわるのが、初美は痛いまでにわかった。
「あ、ああ……初美、恥ずかしいわ……」
初美は泣きだしそうになった。
中学生らはなにも言わずにじっと初美の双臀を見つめてくるばかりで、手を伸ばしてもこない。それがかえって初美にはたまらなかった。彼らは肛門の捻り棒に気づいていると思うと、初美は頭の芯までカァッと灼けた。
実際に中学生らは捻り棒の存在に驚き、関心を見せていた。それが美しい初美の双臀で肛門に突き刺さっていると思うだけで、いっそう彼らの欲情を昂らせる。
「フフフ、両手で尻を開いて、肛門をもっとはっきり見てもらうんだ、初美さん」
達也はパシッと初美の双臀をはった。
初美は命じられるままに両手を後ろへまわし、剥きだしの双臀にもっていった。そうするといやでも双臀を後ろの中学生たちのほうへ突きだす格好になった。
「ああ……」
初美はふるえる手で自分から臀丘の谷間を左右へ割りはじめた。
いったい自分はなにをしているのだろうか……白昼の通りの真んなかで、中学生たちに裸の双臀をさらし、自ら肛門まで剥きだそうとしている。なんて恥知らずなのか。初美は命じられたとはいえ、自分の行為が信じられない。
(ああ、こんな……こんなことって……)

出典:~美母と群狼 息子の目の前で (フランス書院文庫)

著者: 結城彩雨

(あの子に見られたりしたら、私たち、破滅よ……)背後から息子の悪友に貫かれ、恍惚に喘ぐ初美は、誰にも見せたことのない淫らな牝の顔を浮かべていた。体育館、通学電車、寝室…時と場所を選ばない狼たち。最後の矜持を振り絞る美母の想いを打ち砕くように、物陰から覗き見ている我が子の手には浣腸器が!