さ、わかったら、さっさと四つん這いだ。その薄らでかいケツをこっちに向けるんだよ。フフフフッ

「言うことを聞かないと、もっとかわいそうなことになるよ」
「どういう意味ですかっ。どういう意味なんですかっ」
過酷な運命を恐れるように恵子の双眸はしっとりと潤み、やがて落ちつきなくさまよいはじめる。上品な朱唇が喘ぐようにわなないた。
「さ、わかったら、さっさと四つん這いだ。その薄らでかいケツをこっちに向けるんだよ。フフフフッ」
蔭山は、肉づきたっぷりの熟尻をタプタプと張った。
「ああああっ……」
くなくなとかぶりを振った恵子だが、ついに身を起こした。ゆっくり床に膝を置き、次に両手をつく。たわわな巨乳がブランッと垂れて、時計の振り子の如く揺れていく様子は、ミルクをたっぷりためこんだ乳牛を思わせる。哀れな乳首がクルクルとあてどなく舞っている。
垂れた巨乳と肉厚の熟尻を眺めやりながら、蔭山は衣服を脱いでいく。
四つん這いでは涙を拭うことすらままならない。滂沱たる涙は頬を伝い、一滴、また一滴とカーペットを濡らした。衣擦れが後ろから聞こえると耳を覆いたくなった。悪辣な男にお尻を差しだし、むざむざ犯されようとする自分が情けなくてたまらない。