しきりに恐縮しながらも、手指は乳房から離さない。千夏が小さく微笑み、俊輔の手の甲を上から握りしめ、膨らみを揉む力加減を教えてくれた。
「こうです。これくらいで……。大切なものを扱うように……掌の温もりを伝えるつもりで……ああ、そう……そうです……いい……俊輔さんの愛情が伝わります」
千夏に促されて、乳房をやわらかく捏ねまわす。たっぷりと愛情を込めると、自然といやらしい手つきになることを俊輔は知った。
出典:~誘惑の里 僕と美乳天女たち (リアルドリーム文庫)~
著者: 北條拓人
旅先で遭難しかけた青年が流れ着いた女性ばかり住む村里。「お客様を丁重におもてなしするのがしきたりですから」そこで出会った3人の美女たちによる献身的な介護と、キスや抱擁に混浴プレイなどエロチックな誘惑の数々。日常から少し離れたおとぎ話のような桃源郷を舞台に天女との甘いアバンチュールが幕を上げる──。
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