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掌の中で、張りつめた乳房がぷるぷるぷるっと踊る

北條拓人

恐る恐る手を伸ばし、大きな掌で双の膨らみを覆う。
「そんなに緊張しないでください。わたくしにまでドキドキが移ってしまいます。ほら、伝わっているでしょう?」
速い鼓動を右手に感じながら俊輔はぶんぶんと頷いた。
「本当だ。でも、こんなに大きなおっぱいでも鼓動が伝わるから不思議ですね」
千夏も相当に緊張しているのだろう、女体を小刻みに震わせてもいるのだ。掌の中で、張りつめた乳房がぷるぷるぷるっと踊る。手指の神経を、滑らかなプリンを思わせるようなつるすべふわりの感触がたまならく刺激してくれた。

出典:~誘惑の里 僕と美乳天女たち (リアルドリーム文庫)

著者: 北條拓人

誘惑の里 僕と美乳天女たち (リアルドリーム文庫)
旅先で遭難しかけた青年が流れ着いた女性ばかり住む村里。「お客様を丁重におもてなしするのがしきたりですから」そこで出会った3人の美女たちによる献身的な介護と、キスや抱擁に混浴プレイなどエロチックな誘惑の数々。日常から少し離れたおとぎ話のような桃源郷を舞台に天女との甘いアバンチュールが幕を上げる──。

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