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まだ萎えない肉棒の鰓が、咲枝の膣内の襞を絡められ、思わず声が出そうなほどの悦感に、一度肉棒を奥まで挿し込んだほどだった

小鳥遊葵

健太は思い切って、肉棒を抜いた。
「ああ、お魔羅の鰓が凄いから、抜くときにひっかかり、ああ、気持ち、いい……」
それは健太も感じたものだった。まだ萎えない肉棒の鰓が、咲枝の膣内の襞を絡められ、思わず声が出そうなほどの悦感に、一度肉棒を奥まで挿し込んだほどだった。
「ああ、凄かった……。ああん、悔しいわ……。留美子と初体験したばかりのあなたに、あたし、メロメロにされちゃった……。熟女、形無しね……。でも、嬉しい……。あなたはあたしが想像していた以上の男だったわ……」
いい気分だった。留美子も褒めてくれた。好きになった、と言ってくれた。健太はまだ膝をついたままの咲枝の両腕をとり、抱き起こした。
(咲枝さんのおっぱいが……)
起こされて体を預けてくる咲枝の実りきった二つの乳房が、健太の胸板を刺激した。
「はぁーーっ、気持ち、いい……。乳首が、逞しいあなたの胸に刺激されてる……」
「咲枝さんのおっぱい……。もっともっと、吸ってみたい……」
「吸って……。歯形がつくほどに、あたしのおっぱい、吸ったり齧ったりして」
健太は一方の乳房を手で捏ね回しながら、もう一つの乳首を口に咥えた。
「ああ、だめよ……。ここでそんなに刺激されちゃ、あたし、海に溺れちゃう……。続きは家に行ってからにしましょう……」
乳首を舐めながら、優しく頭髪を撫でられて、健太はうっとり甘えた気分に浸る。
(女の人とこうしていると、何もかもを忘れられる……)
健太は熟女の包容力を再認識しながら、胸の中ではすでに、咲枝の家に戻ってからの、三度目の交わりに期待していた。

出典:~熟女のやさしい筆おろし (フランス書院文庫)

著者: 小鳥遊葵

熟女のやさしい筆おろし

「じっとしてて……これは大人になる儀式だから」少年のズボンからたくましい肉茎を引き出す美熟女。絡まる指先、深々と呑み込む唇、顎を伝う雫……祭りの夜、年上の女が若者の筆おろしをする島の風習。教え導くはずが、性の愉悦に溺れていく35歳。留美子、咲枝、由美……海の女は淫らで美しい。