わざと屈辱的な言葉を投げかけると、夫人は剛直を咥えたまま首を左右に打ち振った

「こんな場所で、まさか……」
「できないなら、コレは当分入れっぱなしということになりますね」
リモコンを目の前にちらつかせると、ダイヤルを一気に「強」へとまわした。
女体にビクッと緊張が走り、半開きになった唇から艶っぽい喘ぎがあふれでる。焦れたように下腹部が卑猥に波打ち、双眸が一瞬にして潤んでいく。
「ンああっ、し、します……はうンっ、しますから……それは、もう……」
ローターの威力が身に染みている夫人は、慌てて肉茎の根元に指を添える。そして亀頭の先端に艶やかな唇を寄せると、意を決したように一気にかぶせてきた。
「はむううっ……ンンっ……はンンっ」
淑やかな令夫人が唇を大きく開いて、太幹を奥へ奥へと呑みこんでいく。眉間に微かな縦皺を刻んで、苦しげにもらす鼻息が色っぽい。
男根はあっという間に充血し、人妻の口腔粘膜に包まれてムクムクと大きく成長する。恐怖に駆られた夫人が、縋るような瞳で見あげてくるのもたまらない。
「ほら、さっさとイカせてくれないと、ご主人が戻ってきますよ」
ローターの振動を弱くしてやると、仁科夫人はむせ返りそうになりながらも懸命に肉胴を締めつけてくる。さらに腰を軽く揺すってやれば、すぐに悟って顔を前後に振りはじめた。
淫水灼けした極太が、魅惑的な唇から出入りを繰り返す。ズルズルと呑みこまれた太幹が、吐きだされるときには唾液でヌメ光っているのが卑猥すぎる。
「仁科夫人、最高の眺めですよ。僕のチ×ポもお気に召したようですね」
わざと屈辱的な言葉を投げかけると、夫人は剛直を咥えたまま首を左右に打ち振った。そんな悲哀に満ちた仕草が、ますます嗜虐欲を煽りたてる。
「舌も使ってください。このままじゃ何時間経っても終わりませんよ」
「ンぐぐ……おふぅぅっ……ンンンっ」
亀頭に舌先が触れて、恐るおそる舐めあげてくる。とても人妻とは思えない拙い技巧だが、それがまた上流階級の貴婦人らしくて興奮を誘う。