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れろれろれろんと、舌と口腔粘膜に亀頭部を転がされ、白魚のような指に竿胴部分をしごかれる

北條拓人

射精が未遂に終わっているだけに、生温かい口腔に迎え入れられると、すぐに血液がそこに集まってくる。れろれろれろんと、舌と口腔粘膜に亀頭部を転がされ、白魚のような指に竿胴部分をしごかれる。
「千夏さん……うおっ、ど、どこで、そんなこと……」
皺袋の裏側の縫い目部分をつーっと爪先でなぞられ、背筋をくすぐったいようなやるせないような快感電流が、ゾワゾワゾワッと走った。半勃ちの肉塊が、ひと擦りされるたび、風船に空気を注入するように膨らんでいく。むずむずするような気持ちよさ、じっとしていられないやるせなさが脳に到達し、何も考えられなくなっていた。
じゅぶちゅるる、にゅちゅるるる、ぐちょん、ぶちゅん──。
薄く小さな唇を、めいっぱい占めるほど巨大化した勃起を、千夏は頬を窪ませるほど強く吸いつけてくる。「もっと大きくなって」と、ねだるような赤裸々な口淫。まさしく俊輔の子種を吸い尽くさん勢いだ。

出典:~誘惑の里 僕と美乳天女たち (リアルドリーム文庫)

著者: 北條拓人

誘惑の里 僕と美乳天女たち (リアルドリーム文庫)
旅先で遭難しかけた青年が流れ着いた女性ばかり住む村里。「お客様を丁重におもてなしするのがしきたりですから」そこで出会った3人の美女たちによる献身的な介護と、キスや抱擁に混浴プレイなどエロチックな誘惑の数々。日常から少し離れたおとぎ話のような桃源郷を舞台に天女との甘いアバンチュールが幕を上げる──。

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