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祈里のすべらかな手に握られたままドクドクと脈打ち、勢いよく精液を飛び散らせる

庵乃音人

「志摩子……」
「んひいぃ、貴史……あん、オマ○コイッちゃう……あたしもイッちゃうよぉ……」
「あぁ、夏海ちゃん……ううっ、先輩、僕ももうだめです……」
両手を前後にピストンさせ、爪先立ちの乙女たちに喜悦の嬌声を上げさせつつ、リズミカルにしごかれるペニスにどうしようもない疼きを覚える。
「いいのよ、出して……チンポ汁いっぱい出して……あぁ、貴史くん……」
祈里が色っぽい声で言い、最後の瞬間に向かって手コキの速度を上げた。
「あはぁ、先輩……出、出る……んああぁぁ……」
「きゃああぁ、貴史いいぃ……」
「あぁ、イクッ……イクイクイクイクううぅ……」
「あぁ、貴史くん……あああぁ……」
痺れるような電撃とともに、ついにペニスが火を噴いた。祈里のすべらかな手に握られたままドクドクと脈打ち、勢いよく精液を飛び散らせる。
ザーメン独特の生臭い匂いが、イオウ臭とソープの匂い、女たちの発情臭が混じり合った混浴風呂のなかに、新たな異臭となって立ちこめた。
志摩子と夏海も、貴史と一緒にアクメに達したらしい。志摩子に至っては、腕にえぐられた秘割れから、水鉄砲のように潮を噴き上げて身体を痙攣させている。
「んはあぁ、あぁ、お姉ちゃん……すごい……それって……潮……?」
「あん、いやあぁ……出ちゃったの……気持ちよすぎて……あはあぁぁ……」
「ううっ、夏海ちゃん……志摩子……」
貴史の怒張は何度も脈動し、そのたびに白濁粘液を派手に撃ち出す。祈里の卑語が媚薬代わりになり、いつもより雄々しくペニスが吠えた。

出典:~魅惑の桃尻温泉郷 女子大生と恋の四角関係 (リアルドリーム文庫)

著者: 庵乃音人

「夏休みって何か予定ある?」密かに恋い慕う大学の先輩・祈里の誘いで訪れた山村。そこで青年は祈里の友人・志摩子の縁談を断るために偽りの婿候補として“お試し婚”をすることになる。祈里への恋心を抱えながらも縮まる志摩子との距離。さらに志摩子の妹も巻き込み、交錯する恋の行方は!?