リンクに広告が含まれています

乳首も初々しい色をして、ポチッと小さかった

結城彩雨

夏子は一糸まとわぬ全裸を後ろ手に縛られ、乳房の上下にも縄を巻きつけられていた。そして縄尻を鴨居にかけられて爪先立ちに吊られた。
「なんていい身体だ……思った通り、いや、それ以上だ」
「こんないい身体は見たことがねえ。顔がよくて、身体もいいってのはめずらしい」
冷二と五郎はうわずった声で言って、じっくりと夏子の裸身を眺めた。
まぶしいばかりに見事な夏子の乳房だった。白くシミひとつなく豊かで、それでいて子供がいるなど信じられない形のよさと肌の張りである。乳首も初々しい色をして、ポチッと小さかった。
そしてなめらかな腹部と細くくびれた腰、いくら片脚をくの字に折っても隠しきれない股間の茂みが、雪白の肌に鮮烈な墨を映えさせて下腹をかざっていた。柔らかくもつれ合い、艶っぽい光を滲ませてフルフルふるえている。
なんとも美しく、官能美にあふれる夏子の女体……冷二と五郎はそれだけで恍惚と酔いしれた気分になり、しばしそのままで眺めた。胴ぶるいがして、体中の欲情がメラメラと燃えあがる。
「ああ、縛られるのはいや……解いて、早く解いて……」

出典:~人妻肛虐調教週間 (フランス書院文庫)

著者: 結城彩雨

どうして、こんなことに……なってしまったの……。淫鬼の奸計に堕ち、調教地獄に見舞われた夏子。夫にさえ晒したことのない菊門に浣腸の毒液を注入されながら、悲哀の翳りを頬に浮かべる姿は、あまりにも美しすぎた……。運命なのか? それにしても、何たる皮肉だろうか? 肉悦の中を彷徨う人妻は、肛虐奴隷として生きるしかない!