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のし掛かるなりズリズリと、エプロン越しの乳毬が擦り付く

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美幸の手指が賢太の下着の膨らみへと伸び、覆い被さった。
「溜めてたんですね……。勉強に集中できなくちゃ、元も子もないのに。私が、責任持って発散させます。恋人……なんだもの。遠慮、しないで……」
切々と訴えかける事で、彼の心を煽る。羞恥にまみれて身じろぎすれば、エプロンの裏地に擦れた乳輪の窪みにも疼きが溜まる。
「お、俺。美幸さんに頼ってばかりじゃ情けないなって……。でも、本当はもっとたくさんっ。たくさん……触りたいし、愛し合いたかった……っ」
心情を吐露する青年の必死さに、また慕情が刺激され、思わず両乳を強く押し付けてしまう。のし掛かるなりズリズリと、エプロン越しの乳毬が擦り付く。
下着越しの摩擦愛撫に賢太の腰が煩悶し、小刻みに震えた。やはり視界を塞がれている分、体感が過敏になっている。焦れに焦れて尻で床掃く彼の腰を、乳房で押さえ込む。互いに摩擦の悦を分かち合い、熱く爛れた吐息と喘ぎを漏らしもした。
(この格好だと、胸に……余計に賢太さんの、感じちゃう……)
肉棒の熱気も、鼓動も、全部。彼の腰に乗せた乳房に鮮烈に伝わった。胸の芯に埋没している乳首が、早く刺激をよこせと疼き立てる。

出典:~ときめきアパート性活 愛しの管理人さんと魅惑の隣人たち (リアルドリーム文庫)

著者: 空蝉

ひとつ屋根の下 恋色の陽だまり ボロアパートに独り暮らしをする浪人生・賢太は、一癖も二癖もある隣人たちと深い仲になる。「初めてのおっぱいの感触はどう? 柔らかい?」妖艶な美女・朱里に自信をつけさせてもらった賢太は思いを寄せる管理人の美幸とも心の距離を詰めていくが、なかなか一線を越えられずにいた。浪人生に春は来るのか!?日常に密着したエロス、リアルな舞台設定で送る官能小説レーベル!