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感激して二度三度扱けば、張り詰めた幹に青筋が浮かび、亀頭に新たな先走りのツユが浮く

空蝉

(まだ、駄目。先に、賢太さんを気持ちよくさせたいの)
震える手で、トランクスの前ボタンを外す。
「うぁ……あ、っ、美幸っ、さん……」
小便用に設けられた窓口から潜入した美幸の手に掴まれて、賢太の腰が跳ねた。
揉んで確かめると、幹の硬直ぶりと脈の忙しさが如実に細指に伝わってくる。そっと絡めた手指で引っ張り出した肉の砲身を目にして、美幸の呼気も一層の熱を帯びた。
今日も彼の逸物は元気一杯。愛で甲斐のある雄々しさを肉筒全体から打ち放つ。
(先っぽに、息をかけてやって。浮いてる先走りをくすぐるみたいに)
「ふ、ぅっ……ふぅ、ふっ……ぅ……あァ……ん」
「はぅっ!あ、ぁぁ、それっ、やばい……」
朱里のジェスチャーに従い熱っぽい呼気をぶつけると、即座に賢太の口から悦びの声が返される。美幸の手中で肉幹が脈動を強め、淫らな、より濃い熱気を放った。
感激して二度三度扱けば、張り詰めた幹に青筋が浮かび、亀頭に新たな先走りのツユが浮く。元よりあったツユは押し出され、幹を伝い垂れてゆく。
「っふ、ぅ。ふーっ、ンフ……よしよーし」
つるりとした亀頭を、愛しさにかまけて撫であやす。浮いたツユも、垂れたツユも、吐き出した当の逸物に両手を使って摺り込んでやる。

出典:~ときめきアパート性活 愛しの管理人さんと魅惑の隣人たち (リアルドリーム文庫)

著者: 空蝉

ひとつ屋根の下 恋色の陽だまり ボロアパートに独り暮らしをする浪人生・賢太は、一癖も二癖もある隣人たちと深い仲になる。「初めてのおっぱいの感触はどう? 柔らかい?」妖艶な美女・朱里に自信をつけさせてもらった賢太は思いを寄せる管理人の美幸とも心の距離を詰めていくが、なかなか一線を越えられずにいた。浪人生に春は来るのか!?日常に密着したエロス、リアルな舞台設定で送る官能小説レーベル!