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左右の乳首がそれぞれ糸に絞りこまれ、その糸が五郎の手でピンと張られたのだ

結城彩雨

すぐに五郎の手がのびてきて、釣り糸の先の輪を夏子の乳首にはめこみ、キュッと絞りあげる。
「あ、あ……そんな……」
夏子は思わず声をあげた。左右の乳首がそれぞれ糸に絞りこまれ、その糸が五郎の手でピンと張られたのだ。
糸を引くと夏子の乳房が重たげに揺れ、乳首がふるえた。
「あ、ああ……」
「へへへ、どうだ、奥さん。こんなふうにおっぱいをいじめられるのもいいもんだろ」
「……は、はい……」
夏子は乳首に走る痛みに耐えながら、小さく言った。こんなふうにいたぶられているにもかかわらず、乳首が疼き、硬くしこっていくのがわかった。
五郎はおもしろがって糸をピンと張り、弾いたり引っぱったりしては冷二とゲラゲラ笑った。
「こっちを向けよ、奥さん。今度はオマ×コを見せてもらおうか」
「…………」
「どうした、素直になるんじゃなかったのか。ダダをこねりゃ、それだけガキをかえすのも遅くなるぜ」
五郎は乳首の糸を引いて、まるであやつり人形みたいに夏子の正面を自分のほうへ向けさせた。

出典:~人妻肛虐調教週間 (フランス書院文庫)

著者: 結城彩雨

どうして、こんなことに……なってしまったの……。淫鬼の奸計に堕ち、調教地獄に見舞われた夏子。夫にさえ晒したことのない菊門に浣腸の毒液を注入されながら、悲哀の翳りを頬に浮かべる姿は、あまりにも美しすぎた……。運命なのか? それにしても、何たる皮肉だろうか? 肉悦の中を彷徨う人妻は、肛虐奴隷として生きるしかない!