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姉の痴態に触発され、自らの手で股と尻、二つの穴を慰めだす

空蝉

「……ちゅ、ぢゅ……っ」
戸惑う賢太と美幸を尻目に、少女の濡れた舌が接合部を舐り啜った。
「ひぁっ、ああぁぁっ、ゆ、結ィィッ。駄目、恥ずかしいからぁぁっ」
同時に悶えた男女の内、まずラビアを舐られた美幸が、甲高い嬌声を噴き上げる。
妹の唇の火照りから逃れるように前方へと腰をスライドさせた彼女の膣内で絞られる肉棒もまた、陰部への接吻の衝撃と、摩擦刺激の二乗効果に震わされた。
「ぁはァ……。いいわ、ぁ、賢太の舌。ざらっとしてて、好きィ」
目を剥き引き攣れた賢太の舌先が、朱里のラビアを捲る。嬉々と震えた熟れ尻の触感を楽しむ余裕は、残念ながらなく。堪りかねた賢太の腰が跳ねた。
「ひぐっ!んッふぅうぅぅ……っ!」
すでに奥深くへ潜っていた肉棒の切っ先が蜜に滑り、間近の膣壁を削るように抉った。衝撃に瞼を瞑った美幸が、妹の痴態を振り返る間もなく前に倒れ込む。真向かいの朱里に抱き据えられ、美幸はなお接合部への吸引愛撫に髪振り乱し、喘ぎ鳴く。
「お姉ちゃんの、きゅ……ってなって、凄い……はあ、あぁあ」
啜り飲んだ精液と愛液の混合汁の味わいに、渋面を作ったのも束の間。姉の痴態に触発され、自らの手で股と尻、二つの穴を慰めだす。目を瞑り、股よりの刺激に集中しながらも、結の舌と唇は、姉と恋人の結合部に啜り付くのをやめなかった。
「やっ、あ、摘まんじゃ……ひっ!あひぃぃ、啜って震わすのも駄目ぇぇ」
妹の鼻息に尻をくすぐられ、腰がまた前にスライドする。そうして擦れ合った肉棒に押し返され、また妹の唇にラビアを啜られた。加えて賢太の手指に乳房を捏ね揉まれ、股と胸、幾重にも連なった肉悦の波に攫われた末に、美幸の乳首が完全勃起する。
懇願する姉の媚声にあてられて、妹は自慰と、舌の動きを速めていった。

出典:~ときめきアパート性活 愛しの管理人さんと魅惑の隣人たち (リアルドリーム文庫)

著者: 空蝉

ひとつ屋根の下 恋色の陽だまり ボロアパートに独り暮らしをする浪人生・賢太は、一癖も二癖もある隣人たちと深い仲になる。「初めてのおっぱいの感触はどう? 柔らかい?」妖艶な美女・朱里に自信をつけさせてもらった賢太は思いを寄せる管理人の美幸とも心の距離を詰めていくが、なかなか一線を越えられずにいた。浪人生に春は来るのか!?日常に密着したエロス、リアルな舞台設定で送る官能小説レーベル!