「ンッ、ンチュ、ンンッ!」
「ぅうっ、んんぅ……」
薄暗がりの中、濡れた擦過音とため息、吐息が混じり合う。
一般教室の半分ほどもない小部屋。
カーテンは閉ざされ、ドアも固く施錠されている。
壁はほぼすべて本棚。しかし本は入っていない。机と椅子は何組もあるが、すべて埃をかぶっていた。
大学の研究室。
つまり教授らひとりひとりにあてがわれる部屋だ。
その空き部屋にいま、かおりと浩一郎はいる。ふたり、固く抱き合って、貪るようなキスを続けていた。
「ンゥ!……はぁ、はぁ、こんなこと」
「わかってる。いけないんだよね。でも……!」
いったん離れた唇。
唾液の細い糸がブリッジとなってふたりの間にかかっては消える。
すぐにまた、浩一郎が奪うようにかおりの唇に唇を重ねていく。かおりもまた、深く受け入れる。
ぴっちりと重なり合った唇の中、舌と舌とが絡み合い、もつれ、たっぷりの唾液が行きかう。すすり合う。
大学事務の仕事をしているかおりがこの部屋のカギを持っていたのは幸いだった。
出典:~未亡人寮母・かおり (フランス書院文庫)~
著者: 巽 飛呂彦
「溜まっているんでしょ? これも私の務めだから……」たわわに熟れた乳房で肉茎を挟み、上下にしごく寮母。親元を離れ、さみしがり屋の寮生に捧げる「特別奉仕」。夕食後にお風呂でフェラ、人目を忍んで肉交サービス……勉強に恋愛に悩める学生を熟れた身体で癒していく。母親代わりの美熟女が今夜も笑顔と柔肌でお世話します!