鳴瀬夏巳 結局は口蓋を縦横無尽に舐めまわされ、舌を弄ばれる
ところがその歯列が、そして歯茎がくまなくしゃぶられていく。上へ下へ、右へ左へ、舌ビラは自在に這いまわった。全身の肌という肌をゾッと粟立たせる不快感である。口では息ができず、懸命に小鼻をぴくつかせて酸素を取りこんだ。するとこともあろうに、蔭山...
鳴瀬夏巳
巽飛呂彦
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