(も、もう、駄目……)
初美は二度と立ち直れないと思った。
「派手に出すんだね、初美さん」
「……恥ずかしい……ああ、いっそ、死んでしまいたい……」
もう身も心も屈服したかのように、初美はすすり泣いた。
開き切った初美の肛門がキュウと引き締まって排泄がいったん途切れたかと思うと、またドッとほとばしらせた。
「フフフ、初美さんがひりだしたウンチはあとで乾燥させて、記念品としてとっておいてあげるからね。もっとどんどん出していいよ」
達也のからかいも、もう初美には聞こえない。
著者: 結城彩雨
(あの子に見られたりしたら、私たち、破滅よ……)背後から息子の悪友に貫かれ、恍惚に喘ぐ初美は、誰にも見せたことのない淫らな牝の顔を浮かべていた。体育館、通学電車、寝室…時と場所を選ばない狼たち。最後の矜持を振り絞る美母の想いを打ち砕くように、物陰から覗き見ている我が子の手には浣腸器が!