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ダメなのに、私がイっちゃダメなのに、は、あぅうっ!

但馬庸太

「ダメなのに、私がイっちゃダメなのに、は、あぅうっ!」
敏感突起を舐めるだけではなく、淫洞に指まで挿し込まれた。二本の指で蕩けた隘路を掻き回される。
たっぷり溜まった女の蜜液がちゃぐちゃぐと卑猥な音を奏で、裕恵は総身を紅潮させた。
「ほらイけ。お前にたっぷり女の悦びを教えてやる」
傲慢な物言いに抵抗できない。悔しさが生まれても快楽に流される。
愛情は感じず、心では今も否定し続けている。
(あなた許して、私イっちゃう。あなた以外の男の人にイかされちゃう!)
それでも熟れ盛りの肉体は限界に達していた。全身が鳥肌立ち、愉悦の世界がすぐそこまで迫っている。
そして二つの敏感場所を同時に刺激された瞬間、裕恵は目の前が真っ白になった。
「はぁあっ、あああっ、いや、イク、ダメ、イクのダメぇぇぇっ!」
理性は残っていたのに、止めることはできなかった。
裕恵は肢体が内側から爆発したみたいな衝撃を味わった。
女体が硬直し、意識が白い空間へ飛ばされる。拒絶の意思すらも全て包み込む絶対幸福のオルガスムスだった。

「女将さん、この旅館、お酌は裸でするんですよね?」下卑た眼差しで、和服の胸元に手を差しこむ中年男。屈辱に顔を歪め、艶れた乳房をもてあそばれる裕恵。乗っとられた旅館で奴隷勤務を強いられる女たち。布団部屋でフェラ奉仕し、露天風呂でソープ接待……秘密に気づいた客の令夫人までが悪魔の餌食に!