「もうたまらんという顔をしとるぞ、亜佐美君」
稲部が相好を崩して見入っている。惣髪が興奮にほつれている。
「あっ、あああっ……あ、あ、当たるんですっ……く、クリトリスに……クリトリスにっ、あ、当たるっ、当たるんですっ……あ、いいっ!いいいーっ!……」
亜佐美は引いた腰をくねくねと淫らっぽくくねらせた。ロングヘアが振り乱され、性悦を叫ぶ嬌声が長く尾を引いている。
「そんなにいいのかね、クリちゃんが。こんな機械でよがるとは、イヤらしい亜佐美君だ」
「だ……だってっ……だってっ……あっ、当たるんですっ……く、くっ、クリトリスにっ……クリトリスの先にっ、先に当たるううっ……あっ、あっ、もっ、もうっ、もおおっ……」
朱唇が勝手に戦慄した。屈曲の裸身が舞うようにうねる。亜佐美は電マのヘッドで肉扉をグイグイッとこじ開け、恥蕾へのさらなる刺激を欲しがった。軽く突端を擦っただけで、名状しがたい魔悦が火と燃えた。官能の昂りに従って、膝はガクガクと笑いはじめる。足場の悪いベッドで、亜佐美の身体はゆらゆらと絶えず揺らめいている。とても人に見せられる姿ではない。けれど抗いがたい快感の波が次から次へと押し寄せ、亜佐美を丸ごと呑みこんでいく。
「あ、いいいっ……く、くっ、クリトリスがっ……あっ、いいいーっ!……あっ、イクッ、イクううっ!……ううううっ……」
後方へ突きだした美尻をイヤらしくくねらせ、亜佐美は歓喜の咆哮を解き放った。屈曲の裸身がばったりと前に落ちた。美尻を突きあげ、両膝と顔の三点で身体を支える。スイッチが入ったままの電マが股間から転がり落ちても、めくるめくエクスタシーの余情が彼女を虜にした。なにも考えられず、ただ甘く、艶めかしい息遣いを繰りかえしていく。
出典:~美臀妻 彼女は犯されるほど美しくなる~
著者: 鳴瀬 夏巳
人の妻だからこそ、雪のように美しい尻だからこそ、触りたい、穢したい、独占したい!……37歳、30歳、24歳――白昼のリビングで初めての肛姦。抗う言葉が徐々に甘い調べに変わり、自ら双臀を震わせ……。生贄の道を歩むしかない、美臀奴隷誕生の時が近づく。人妻の「本当の性」を露わにする最高のインモラル!