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「ああんっ……」瞬悦に見舞われて、真木子が甘声を放った直後、後ろでは再び尻刺しのスラストがはじまっていた。

鳴瀬夏巳

やがて久保川は、ぴったりと抱きつくように体を密着させた。屈辱感と嫌悪感がないまぜになって、真木子の心を蝕んでいく。
尻割れを開いていた蔭山が、今度は真木子の前で身を屈めた。
「まずは久保川さんにイカせてもらうんだ。俺たちもあの姉妹を料理したあと、たっぷりとおまえの尻穴を味わわせてもらうよ」
「なにを言いだすの、蔭山君っ。気が狂いでもしたのっ。……あっ、イヤッ!」
蔭山の魔指が秘所をまさぐった。縫うように肉扉を掻きわけ、女の急所を探りだしにかかっている。
「久保川さん。どうぞお好きにやっちゃってください。二人で昇天させてやりましょうや」
急所をそろりと魔指の先で撫であげて蔭山は言った。
「ああんっ……」
瞬悦に見舞われて、真木子が甘声を放った直後、後ろでは再び尻刺しのスラストがはじまっていた。小柄な久保川が腕をまわして真木子に抱きつき、コクッ、コクッ、コクッと刻むように腰を使う。尻奥がズンッ、ズンッ、ズンッとリズミカルに穿たれる。対照的に、蔭山の魔指が恥蕾をネチネチといたぶっていく。
「く、くそっ……この尻穴っ……」
久保川が譫言めいた声音を吐きつつ、尻奥深く突きこんでいる。
「あ……イヤッ……お、お尻がっ……あ、やめてっ……あうっ……あううっ……」
初めて経験する前後同時の責めに、真木子は悩乱させられていった。いままで蔭山に受けた責めとは逆である。尻穴をいじくられながら前を犯されるのではなく、前を玩弄されつつ尻穴を穿たれる。忌み嫌う男に尻を奪われる屈辱に泣きながら、真木子は夥しく恥蜜を垂らした。恥蕾がしとどに潤っていく。魔指の蠢きがスムーズになっていき、比例して快美感も募った。

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