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業を煮やした稲部は、恵子を自分の前に引き寄せた。ボディソープを手に取り、巨乳にたっぷりまぶしていく

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鳴瀬夏巳

「償うって……」
「呑みこみの悪い女だな。パイズリだ、パイズリ。それだけでかいオッパイしてパイズリも知らんのか」
恵子は虚ろな瞳を稲部に向けた。
六十すぎにしては、艶々として張りのある肉体である。蔭山が言っていたが、穏やかな紳士面の陰で、財力に飽かせて数多の愛人をほしいままとしているだけのことはある。この部屋も、女を連れこむために作らせた秘密の場所という。早くも怒張はむっくり鎌首をもたげ、つけ狙うように恵子を向いていた。
業を煮やした稲部は、恵子を自分の前に引き寄せた。ボディソープを手に取り、巨乳にたっぷりまぶしていく。
「ひっ」
冷たい感触で身体が縮みあがった。しかし稲部の荒れた手肌が巨乳をゆっくり揉みまわしはじめると、切ない体感が抗いがたく湧き起こる。蔭山の凌辱を受けるたび、乳房はさんざん責めたてられて、ことに乳首は触れずともヒリヒリと痛むほどに爛れきっている。恵子は息を詰め、眉根に皺を刻んだ。
「あ……ああ……イヤッ、揉まないでくださいっ……」
息詰まる声がもれだす。奥歯を噛みしめ、乳首の灼けつくような体感を全身で耐え忍ぶ。
稲部は恵子を背後から抱き寄せ、自分の股間に女体をすわらせた。
肩越しに巨乳が捕らえられた。恵子は背中に怒張の熱い猛りを感じながら、存分に巨乳を揉まれていく。ボディソープのヌルヌル感と、稲部の魔手のざらついた肌が、得もいわれず官能を揺さぶる。指先でコマされ、あるいは指間に挟まれ、キュッ、キュッと絞られるごとに、恥ずかしい声がもれた。
「ああっ……ああっ、イヤッ……あっ、あっ、乳首がっ……あああっ……」
「ほう、なかなか敏感じゃないか。だいぶ蔭山君に仕込まれたかな。わはははっ。これだけムチムチプリンの身体だ。あのなよなよした亮介君では、とても満足できまい。これからはわしが女の幸せをこってりと教えてやるわ。ほれほれ、どうだ……」
ひびわれた魔手が巨乳を包み、指間に乳首が挟みつけられた。稲部はグラグラと小刻みに乳肉を揺すりながら、ひときわ乳首を絞りこむ。
「ひっ、ひいいっ」
鋭角的な瞬悦が駆け抜ける。恵子は天を仰いで鳴き声を放つ。

出典:

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