女性器(描写)

巽飛呂彦

肛門までもが、薄ピンク色だった

身もだえしながらも、脚を閉じることはできない。その羞恥が作用するのか、肉唇の中は新たな蜜をこんこんと湧き出させている。静羽のは、股間の肌まで白い。わずかにピンクに色づいているが、あかりのような褐色ではない。肛門までもが、薄ピンク色だった。
巽飛呂彦

肉裂は真っ直ぐきれいに閉じ合わさって、醜い捩れやはみ出しは微塵もない

その彩菜の肉裂を、ようやく広海は見つめることができた。健康的な肌が、股間のところだけややくすんでいる。あかりほどではないが、褐色に沈着していた。けれど形はじつに整っている。ふっくらと高い土手を描く恥丘は縦に長く、スリムな体型の彩菜らしい。そ...
巽飛呂彦

左右いっぱい、限界まで肉門を広海の指が開ききる

左右いっぱい、限界まで肉門を広海の指が開ききる。サーモンピンクの恥肉が全開になって、中の膣孔までがプカッ、と口を開けてしまう。肉芽も半分以上、顔をのぞかせていた。「ぁ、ぁあ、ん!」羞恥に耐えられないのか、硬く目をつむって、そのうえ顔までも手...
巽飛呂彦

その手を自分の股間へくぐらせ、押しつける

あかりが広海の手をつかむ。その手を自分の股間へくぐらせ、押しつける。広海の指は、あかりの股間、肉裂へと沈み込んだ。ヌリュ……チュ。そこは、呆れるくらいに濡れていた。熱くとろけて、煮すぎたシチューのようだ。具がすべて溶けて混じり合うほどに。
巽飛呂彦

貴和子がゆっくりと腰をもたげ、落とし、また回し振って、肉棒を抽送する

(貴和子さんの膣内、とってもやさしいんだ。ふんわり包んできて……)まるでふかふかの布団のようだ、と思う。あかりのアスリートの締め付けとも、静羽の若々しい膣襞とも違う。たっぷりと熟れて、どんなことがあっても寛容に受け入れてくれる。そんな、慈愛...
巽飛呂彦

肛門から指二本分の近さに、肉裂が口を開けていた

(おま×こ……初めて見た。お尻の穴と、こんなに近いんだ)あかりの膣で初体験を済ませているものの、見るのは初めてだ。それも、こんな目と鼻の先ほどの近さ。肛門から指二本分の近さに、肉裂が口を開けていた。わずかなよじれを見せる肉唇は、その縁をより...
巽飛呂彦

それはあかりという女体の、外側の皮膚と内側の内臓を分ける境界

それはあかりという女体の、外側の皮膚と内側の内臓を分ける境界。そこから奥が、あかりの内臓なのだ。(ローストビーフみたいだな)ローストビーフなら、ミディアムレア。褐色に焼き上げられた表面が肉裂の外側。そこから中に向かって、火の半分通った薄ピン...
巽飛呂彦

クニャ……。そんな音さえして、静羽の小陰唇が左右いっぱいに開いた

律儀に返事をする静羽。その脚を押さえていた手で、広海は静羽の肉裂をこれでもかと割り広げる。クニャ……。そんな音さえして、静羽の小陰唇が左右いっぱいに開いた。薄く、はみ出しや捩れはほとんどない。色もまわりの肌とほぼ同じの、静羽の小陰唇だったが...
巽飛呂彦

膣孔の先、肉芽との間に、ポツッと小さな孔が穿たれている

膣孔の先、肉芽との間に、ポツッと小さな孔が穿たれている。まるで、爪楊枝か串で開けたような穴。そこが女体の尿道口なのだと、すぐに広海はわからなかった。しばらくして、(そうか、ここからおしっこが)ようやく気づいた。広海の指は、そこからさらに下へ...
巽飛呂彦

みずしい両脚の付け根には、黒々と艶やかな恥毛が、しかし中心に向かってきれいに生えそろっていた

真っ白いシーツの上、あかりの裸身が仰向けに横たわっていた。その下半身は、もうすっかり大きなM字を描いて広げられている。みずみずしい両脚の付け根には、黒々と艶やかな恥毛が、しかし中心に向かってきれいに生えそろっていた。そのさらに奥、すでにうっ...
巽飛呂彦

ヒップがプルッと小さく揺れる。肛門がキュッとすぼまる。

広海は手を伸ばすと、目の前の肉唇を開く。左右いっぱいに押し広げた。「ゥゥ、ン!」肉棒をくわえたままのあかりが身じろぎした。ヒップがプルッと小さく揺れる。肛門がキュッとすぼまる。しかし広海は手を離さない。指でたっぷり広げられた肉裂は、膣前庭の...
櫻木充

加南子よりも分厚く発達した小陰唇はくすんだ紫に色づき、肉溝は真っ赤に熟れ爛れ

毒々しい媚肉の光景に、ザーメン混じりの先汁をちびらせる。加南子よりも分厚く発達した小陰唇はくすんだ紫に色づき、肉溝は真っ赤に熟れ爛れ、粘っこい愛液にまみれた女性器はまるで臓物がごとくグロテスクだった。
櫻木充

クリトリスは鞘から飛びだし、ラビアは左右に大きく捲れて、緋色の粘膜があからさまになっていた

すでに拝んでいるのに、淫らな造形の細部に至るまで脳裏に焼きついているのに、生まれて初めて女性器を目にしたとき以上に興奮してしまう。とにかくいやらしかった。女肉の全体が水飴でコーティングしたかのごとく、ヌラヌラと淫靡な照りを放っている。女体は...
櫻木充

もっちりと肉づいた外陰部をつつき、中央部に刻まれた縦筋をなぞる

もっちりと肉づいた外陰部をつつき、中央部に刻まれた縦筋をなぞる。ラビアを掻き分けるように指先をねじりこみ、何度も何度もクレヴァスをほじる。「んぅ……そ、そうよぉ、そこが、オマ×コぉ……あぁん、オマ×コの、割れ目よ」鼻にかかったソプラノで、破...
櫻木充

小刻みな収縮を繰りかえし、指に絡みついてくる肉襞の感触

慎也は肉棒を脈打たせつつ、あらためて女陰を観察した。女性の性器も充血するのか、先ほどよりも粘膜が赤らんでいるように思える。(ここに、俺のを……)白んだ愛液を滲ませている膣穴に、おずおずと右の中指を突き立てる。襞を掻き分けるようにして、根元ま...
櫻木充

アナルの妄執にとらわれた少年にとっては、剥きだしになった肛門も淫靡極まりない光景だった

初めて目の当たりにした女性器に、憧れてやまなかった女性の秘部に先汁をちびらせる慎也。こんもり肉づいた外陰部に形づくられたクレヴァスが長々と股の中心部に刻まれている。その脇には肉汁に潤んだ陰唇が、くすんだ紫色に染まった花弁がデコレートされ、先...
櫻木充

鼠蹊部をゴムで締めつけられているためか、女肉がこんもりと、まるでエクレアのような形で盛りあがっている

しかし、慎也の目を奪ったのは美臀の光景ばかりではない。身体がくの字に折り曲げられた寝姿に、ハート型に描かれた尻たぶの隙間には女性器が包まれている箇所が、下着で言い換えればクロッチにあたる部分が露わになっているのだから。鼠蹊部をゴムで締めつけ...
櫻木充

加南子はうながされるままに、慎也の顔面めがけてヒップを突きだしてみせた

加南子はうながされるままに、慎也の顔面めがけてヒップを突きだしてみせた。(ああっ、すごい、すごいよっ!こんなに食いこんでるっ!)スベスベの生尻に、淫靡極まりない股座の光景に爛々と瞳を輝かせる。ラビアはかろうじてクロッチのなかにおさまっている...
神瀬知巳

熱いザーメン液を浴びる度に、義母は背をきゅっと反らして白いヒップを震わせる

熱いザーメン液を浴びる度に、義母は背をきゅっと反らして白いヒップを震わせる。勃起を根深く飲んだ蜜穴は収縮を起こし、新鮮な樹液を搾り取るように、何度も何度も食い締めた。
空蝉

行き場を失った空気が、膣壁の収縮によってすぐさま押し戻され、屁のような響きを奏でたのだ

ちょうど膣が引き絞るタイミングと、押し込まれる肉棒の圧が重なったために、ぶりゅっ、と派手な音が結合部から鳴り轟く。恍惚と羞恥が半々差し込んだ美貌が上向き、驚愕に見開いた光彩に白い天井が映り込む。ばっくり開いた唇から舌が飛び出し、唾液と共に声...