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もちろん五郎の指は二本、夏子の肛門へ入ったままである

結城彩雨

冷二に代わって今度は五郎が夏子の肛門をいじりまわしている時、脱衣場へガヤガヤと人が入ってくる気配がした。
男ばかり六、七人はいる様子だ。
「ひッ……」
夏子は戦慄に裸身を硬直させた。
「い、いや……どう、どうすればいいの……」
「あわてるな。奥さんがおとなしくしてりゃ、わかりゃしねえよ、へへへ」
冷二と五郎は夏子を抱くようにして、温泉へ入った。もちろん五郎の指は二本、夏子の肛門へ入ったままである。
「ああ……」
夏子は今にも気が遠くなりそうで、湯のなかの裸身がふるえてとまらない。
ワイワイと男たちが浴場へ入ってきた。中年の男ばかり七人だ。すでに酒が入っているらしく上機嫌で騒がしい。それが夏子に気づいたとたん、一瞬にして静まりかえった。皆、夏子の美しさに圧倒されたように、しばしその場に立ちつくした。

出典:~人妻肛虐調教週間 (フランス書院文庫)

著者: 結城彩雨

どうして、こんなことに……なってしまったの……。淫鬼の奸計に堕ち、調教地獄に見舞われた夏子。夫にさえ晒したことのない菊門に浣腸の毒液を注入されながら、悲哀の翳りを頬に浮かべる姿は、あまりにも美しすぎた……。運命なのか? それにしても、何たる皮肉だろうか? 肉悦の中を彷徨う人妻は、肛虐奴隷として生きるしかない!