「ムウッ！ムウウッ！」小さな甘い塊が、ヒルダのヌラヌラした舌と共に口中に押し入ってきた

舌と舌が触れた瞬間、ヒルダの片腕が伸びてシャルロットの頭を強引に手前に引き寄せた。
（あっ！）
いきなり唇を奪われて、シャルロットは驚きの目を見開いた。
あわてて身をもぎ離そうと悶えるが、中年女の腕力には敵わない。
「ムウッ！ムウウッ！」
小さな甘い塊が、ヒルダのヌラヌラした舌と共に口中に押し入ってきた。流れ込んでくる生温かい唾液と一緒に、
ゴクッ……。
シャルロットは甘い塊を呑み込まないわけにはいかなかった。
「ムウウウーッ」
そのまま舌を絡めとられ、ちぎれるほど強く吸われた。
息も止まるほど濃密な接吻に、少女の頭の芯はジーンと痺れた。
「アハハハハッ」
ようやく唇を離すと、中年女は大口を開けてけたたましく笑った。泣きそうな顔で喘いでいる美少女の頭を両手に挟んだまま、
「そんなに嫌がらなくてもいいじゃないか。あんたのママに頼まれて、特別待遇してやっているんだからね。でなきゃあ今頃あんたは、ケダモノみたいな男どもに骨の髄までしゃぶりぬかれているところなんだよ。連中はあんたみたいに清純な娘が大好物なのさ」
恩を施してやっているのだといわんばかりに告げた。少女の華奢な身体と柔らかい唇が気に入った。生ぬるい唾液は仄かに甘い。ペットとして申し分なかった。